大曲神社(おおまがりじんじゃ) 

旧・十二神社/十二天社。
【住所】高座郡寒川町大曲1-16-9
巡礼情報 【管理元神社】寒川神社


国常立神(くにのとこたちのかみ)
豊雲野神(とよくもぬのかみ)
宇比地迩神(ういじにのかみ)
須比地邇神(すいじにのかみ)
角杙神(つぬくいのかみ)
活杙神(いくくいのかみ)
意富斗能地神(おおとのじのかみ)
意富斗乃弁神(おおとのべのかみ)
淤母陀琉神(おもだるのかみ)
阿夜訶志古泥神(あやかしこねのかみ)
伊邪那美神(いざなみのかみ)
伊邪那岐神(いざなぎのかみ)
天照大神(あまてらすおおみかみ)
天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
瓊瓊杵命(ににぎのみこと)
彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)
鵜草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)


 
  本殿
様式

9/6
【コメント】
新編相模国風土記稿に「十二天社 社頭に安永八(1779)年の鐘あり、岡田村宝幢院持」とある。明治維新の際、十二天社を十二神社と改称。明治末年の神社合祀の際、単独で神社を存続させる財源確保のため、こちらの神輿を180円で茅ヶ崎の八雲神社へ売却したといわれている。平成22年、下大曲神社と合祀され、大曲神社となった。(2012/8/12)
氏神様の祭り
寒川町域では、田端の「貴船神社(貴船大神)」、一之宮の「八幡大神」、中瀬の「神明社(中瀬大神)」、大曲の「大曲(十二)神社」、下大曲の「下大曲神社(廃社)」、岡田・小谷・大蔵の「菅谷神社」、小動の「小動神社」、宮山の「宮山神社」、倉見の「倉見神社」というように、地域(以前は村)ごとに氏神様が祀(まつ)られている。地域で生活をともにする人々は、このように氏神様への信仰を絆として結びついていたのだとか。氏神様の祭りは、神主による神事よりも、神楽や芝居を中心とした芸能に重きが置かれ、役者に芝居を演じてもらうことが村人の楽しみだったようだ。これに関連して今夏、娘の自由研究で寒川の各地域(村)の神社を調べるのを手伝った。こちらもその1つ。(2012/8/12)


下大曲神社(しもおおまがりじんじゃあと) 

跡地は現在、大曲集会所。
【住所】高座郡寒川町大曲2-8-18
巡礼情報
主祭神   社格等   創建   本殿の様式 例祭  
【コメント】
新編相模国風土記稿に「八幡社 社頭に安永九(1780)年鋳造の鐘をかく、例祭九月二十九日、東福寺持。山王社 東福寺持」とある。八幡社と山王社のことが当社のことで、山王社の創建年代は不詳だが八幡社は大岡越前守が勧請した社と伝えられる。明治維新の際、八幡社を八幡宮、山王社を日吉神社と改称。明治42年に両社を田端の「貴船神社」に合祀したが、大正14年9月6日、現在地に移し、社名を下大曲神社と改称した。しかし、老朽化した本殿や、集会所建設、氏子の数の減少から、平成22年に大曲神社(旧十二神社)に合祀された。(2012/8/12)
IMG_4005 下大曲神社の庚申塔:承応2(1653)年 像高90cm
4腎の青面金剛像と2匹の猿、雌雄の鶏が刻まれた庚申塔。この型は寒川、茅ヶ崎、藤沢、平塚で確認されたものが全国でも古いものと言われ、そのうちの最古のもの。庚申塔を特徴づける青面金剛像が出現してから定着に至る過程で、山王信仰と密接な関係があったことを証明する貴重な資料で、平成18年2月14日付で神奈川県指定有形民俗文化財に指定された。現在は、寒川神社内方徳資料館で展示されている。
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