八幡大神 　 はちまんおおかみ

			寒川一之宮の鎮守。駐車スペースあり。
			【住所】高座郡寒川町一之宮1-21-10
巡礼情報			主祭神 誉田別命(ほむだわけのみこと) 以下八柱の神 社格等 　 創 建 元禄10年 (1697) 本殿 様式 　 例 祭 8月第1日曜日
コメント			元禄10(1697)年8月の創建と伝えられているが、梶原景時が一之宮に館を構え、鬼門除の神社として創建されたという説もある。また平安時代の知名妙に「左牟河波伊知乃三夜牟良(さむかわいちのみやむら)」と記されていることから、古くから奉祀されていたと推定される。明治42(1909)年には、諏訪社、若宮社、天神社、琴平社を合祀。８月上旬の例祭の宵宮(前日)には、一之宮の東・西・北の３町の屋台が各町内から八幡大神を目指して巡行する。これを屋台振行事といい、始まりは明治初期といわれ、屋台もその頃に作られたもの。1976(昭和51)年には、町の指定重要文化財に指定された。今年もまもなくである。(2012/7/14)
			湘南よみうりの記事で御朱印対応をしていると見たので来訪。何回目かの来訪でやっと書置きではあったが頂けた。(2017/7/15)

湘南よみうり（写真をクリック）

【境内の文化財】 ・地神塔　・二十三夜供養塔　・道祖神　2体 ・玉垣建設碑　・大震災記念碑　・華表之記念　・鈴木庄蔵君之碑　・手洗石

氏神様の祭り 寒川町域では、田端の「貴船神社(貴船大神)」、一之宮の「八幡大神」、中瀬の「神明社(中瀬大神)」、大曲の「大曲(十二)神社」、下大曲の「下大曲神社(廃社)」、岡田・小谷・大蔵の「菅谷神社」、小動の「小動神社」、宮山の「宮山神社」、倉見の「倉見神社」というように、地域(以前は村)ごとに氏神様が祀(まつ)られている。地域で生活をともにする人々は、このように氏神様への信仰を絆として結びついていたのだとか。氏神様の祭りは、神主による神事よりも、神楽や芝居を中心とした芸能に重きが置かれ、役者に芝居を演じてもらうことが村人の楽しみだったようだ。これに関連して今夏、娘の自由研究で寒川の各地域(村)の神社を調べるのを手伝った。こちらもその1つ。(2012/8/12)

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