泉谷山 浄光明寺(せんこくざん じょうこうみょうじ)
鎌倉駅から徒歩18分。境内に駐車スペース。 | ||||||||||||||||||||
【住所】鎌倉市扇ガ谷2-12-1 【電話】0467-22-1359 | ||||||||||||||||||||
巡礼情報 | 【納経時間】10:00〜16:00 【拝観料】境内志納 ※阿弥陀堂の拝観(200円:木土日祝) | |||||||||||||||||||
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南無矢拾地蔵菩薩 南無綱引地蔵菩薩 (なむやひろいじぞうぼさつ) (あみひきじぞうぼさつ) |
網引地蔵 浄光明寺は六代執権北条長時が真聖国師(しんしょうこくし)真阿(しんあ)を開山として創建。足利尊氏が朝廷にはむかう意志のないことを表すために閉じこもった寺としても知られている。本堂裏山のやぐらの中にある石の地蔵が網引地蔵である。由比ヶ浜で漁夫の網にかかって引き上げられたと言い伝えられているため、この名がついた。網引地蔵の少し上に石垣で囲まれた石造りの宝篋印塔(ほうきょういんとう)がある。これは国指定史跡の「冷泉為相(れいぜいためすけ)の墓」である。為相は藤原定家の孫にあたり、和歌の冷泉家の祖となった人で、母は「十六夜日記」を著した阿仏尼(あぶつに)。 |
矢拾地蔵 本堂の横にある収蔵庫に、本尊の阿弥陀三尊像(国重文)とともに安置されている木造地蔵菩薩立像(県重文)が矢拾地蔵。足利尊氏の弟直義の守り本尊であったと伝えられている。直義が、ある戦いのとき矢がなくなって困っていたところ、一人の子どもの僧が矢を拾い集め、直義に差し出した。家に帰って日頃信仰している地蔵を見てみると、錫しゃく杖じょう(つえ)とともに1本の矢を持っていたという話が残っている。地蔵の右手に持つ錫杖の柄は、矢の形に作られている。 |
【コメント】 この日は法事の真っ最中であった。阿弥陀堂の拝観は木・土・日・祝の10:00〜12:00、13:00〜16:00(雨天/8月不可)。(2012/2/18)
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南無大師遍照金剛 (なむだいしへんじょうこんごう) |
家族が揃ったので阿弥陀堂を再拝観(200円)した。それほど混んでいないと、受付の人が説明してくれるので、是非とも聞いておくべき。以前、東京国立博物館の法然上人800回忌・親鸞聖人750回忌 特別展「法然と親鸞 ゆかりの名宝」でも展示された本尊の阿弥陀三尊像には圧倒される。鎌倉期の仏像の傑作といわれている。そのときの集荷作業の様子が、東京国立博物館のブログ(こちら)にのっていた。(2013/4/13) |
土紋装飾 粘土や漆などを混ぜて型で抜き、刺繍の文様を立体的に表現する鎌倉独特の装飾方法。鎌倉に土紋装飾を施された仏像は七体ある。「浄光明寺」「東慶寺」「来迎寺(西御門)」「覚園寺」「宝戒寺」「浄智寺(鎌倉国宝館)」、北鎌倉幼稚園の「伝宗庵(鎌倉国宝館)」。 |
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