札
番 |
寺院名 |
巡礼情報
(和歌山県) |
第
1
番 |
那智山
(なちさん)
青岸渡寺
(せいがんとじ)
|
宗派 |
天台宗 |
開基 |
裸形上人 |
創建 |
仁徳天皇御代
(313~399) |
札所
本尊 |
如意輪観世音菩薩 |
御詠歌 |
補陀洛や 岸うつ波は 三熊野の 那智のお山に ひびく滝津瀬 |
|
第
2
番 |
紀三井山
(きみいさん)
金剛宝寺
(こんごうほうじ)
護国院
(ごこくいん)
|
宗派 |
救世観音宗
(総本山) |
開基 |
為光上人 (いこうしょうにん) |
創建 |
宝亀元年
(770) |
札所
本尊 |
十一面観世音菩薩 |
住所 |
和歌山市紀三井寺1201
073-444-1002 |
御詠歌 |
「古郷(ふるさと)を はるばるここに 紀三井寺(きみいでら) 花の都も 近くなるらん」 |
通称・紀三井寺。紀三井寺という寺名は、「紀州にある三つの霊井のあるお寺」という意味で、清浄水・楊柳水・吉祥水の三つの霊泉が湧き出している。JR紀三井寺駅より徒歩15分。楼門の先には石段が231段あるが、紀伊国屋文左衛門が結婚とお金持ちになるきっかけになったことから結縁坂とも呼ばれる。六角堂に西国三十三所観音霊場御本尊が祀られている。 |
|
第
3
番 |
風猛山
(かざらきさん)
粉河寺
(こかわでら)
|
宗派 |
粉河観音宗
(総本山) |
開基 |
大伴孔子古 |
創建 |
宝亀元年
(770) |
札所
本尊 |
千手千眼観世音菩薩 |
住所 |
紀の川市粉河2787
0736-73-4830・3255 |
御詠歌 |
「父母の 恵みも深き 粉河寺(こかわでら) ほとけの誓ひ
頼母(たのも)しの身や」 |
JR粉河駅より徒歩15分。桜・サツキの名所。札所の御本尊は千手観音。絶対秘仏でこれまで公開されたことは一度もない。さらに前立ちの像すら秘仏。鎌倉時代には七堂伽藍が整い、以後隆盛をきわめるが、1585年(天正13年)、豊臣秀吉の紀州根来寺攻めにより、粉河寺も全山焼失する。
現在の堂宇は江戸時代の再建が多い。 |
|
札
番 |
寺院名 |
巡礼情報
(大阪府) |
第
4
番 |
槇尾山
(まきのおさん)
施福寺
(せふくじ)
|
宗派 |
天台宗 |
開基 |
行満上人 |
創建 |
欽明天皇時代
(539~571) |
札所
本尊 |
千手千眼観世音菩薩 |
住所 |
和泉市槇尾山町136
0725-92-2332 |
他札所 |
和泉西国三十三所第1番
西国愛染十七霊場第15番
神仏霊場巡拝の道 第52番 |
御詠歌 |
「深山路(みやまじ)や ひばら松原 わけ行けば 槇(まき)の尾寺に 駒ぞいさめる」 |
通称・槇尾寺。山中のお寺で交通は不便。また、参堂も意外と険しい。本尊は秘仏になっているが、年に一度開扉されている(5月1日~15日御本尊開扉開帳法要)。本堂内には、四方に配置された四天王像、大きな弥勒菩薩像や方違菩薩像、本尊の十一面千手千眼観世音菩薩や文殊菩薩、後堂の馬頭観世音菩薩像、不動明王に弘法大師と仏さまがずらり。 |
|
第
5
番 |
紫雲山
(しうんざん)
葛井寺
(ふじいでら)
|
宗派 |
真言宗
御室派 |
開基 |
行基 |
創建 |
神亀2年
(725) |
札所
本尊 |
十一面千手千眼観世音菩薩 |
住所 |
藤井寺市藤井寺1-16-21
072-938-0005 |
他札所 |
河内西国三十三所特別客番
神仏霊場巡拝の道 第59番 |
御詠歌 |
「まいるより 頼みをかくる 葛井寺(ふじいでら) 花のうてなに 紫の雲」 |
紫雲山 三宝院 剛琳寺(ごうりんじ)。通称・藤井寺。百済からの渡来者、葛井連(ふじいのむらじ)の氏寺として創建された。近鉄藤井寺駅より徒歩3分。この地が藤井寺と言われるのはもちろん葛井寺が由来である。本堂には御本尊である乾漆千手観音坐像(十一面千手千眼観世音菩薩像)が安置されている。乾漆千手観音坐像は日本に現存する千手観音像の中でも最古の物とされ、国宝にも指定されている。手の本数が本当に千本あるのが特徴。毎月18日に公開される。 |
|
札
番 |
寺院名 |
巡礼情報
(奈良県) |
第
6
番 |
壷阪山
(つぼさかさん)
南法華寺
(みなみほっけじ)
|
宗派 |
真言宗
豊山系単立 |
開基 |
弁基上人 |
創建 |
大宝3年
(703) |
札所
本尊 |
十一面千手千眼観世音菩薩 |
住所 |
高市郡高取町壺阪3
0744-52-2016 |
他札所 |
神仏霊場巡拝の道 第37番 |
御詠歌 |
「岩をたて 水をたたえて 壺阪(つぼさか)の 庭の砂(いさご)も 浄土なるらん」 |
通称・壷阪寺。この寺は「南法華寺」という正式名称よりも「壷阪寺」や「壷阪観音」の名でよく知られている。沢市、お里の『壷阪霊験記』の舞台として知られる。 |
|
第
7
番 |
東光山
(とうこうざん)
真珠院
(しんじゅいん)
龍蓋寺
(りゅうがいじ)
|
宗派 |
真言宗
豊山派 |
開基 |
義淵僧正 |
創建 |
天智天皇2年
(663) |
札所
本尊 |
如意輪観世音菩薩 |
住所 |
高市郡明日香村岡806
0744-54-2007 |
御詠歌 |
「まいるより 頼みをかくる 葛井寺(ふじいでら) 花のうてなに 紫の雲」 |
御真言 |
「おん はんどめい しんだまに じんばら うん」 |
通称・岡寺。白鳳時代に天智天皇の勅願により、当時の日本仏法界第一人者の義淵僧正の開基された日本最初の厄除け寺。本堂には御本尊である如意輪観音坐像が安置されている。西国三十三ヵ所の中では珍しく常に公開されている観音様で、日本最大の大きさの塑像で像高4.6m。さらに国内最古の塑像で奈良時代末期に作られたという。 |
|
番
外 |
豊山
(ぶさん)
法起院
(ほうきいん)
|
宗派 |
真言宗
豊山派 |
開基 |
伝・徳道上人 |
創建 |
伝・天平7年
(735年) |
札所
本尊 |
- |
御詠歌 |
「極楽は よそにはあらじ わがこころ おなじ蓮(はちす)の へだてやはある」 |
長谷寺の塔頭寺院.。西国33箇所の巡礼を創めた徳道上人が晩年に隠棲したところ。 上人の廟がある。 |
|
第
8
番 |
豊山
(ぶさん)
神楽院
(かぐらいん)
長谷寺
(はせでら)
|
宗派 |
真言宗
豊山派 |
開基 |
道明 |
創建 |
奈良時代
(8世紀前半) |
札所
本尊 |
十一面観世音菩薩 |
住所 |
桜井市初瀬731-1
0744-47-7001 |
他札所 |
真言宗十八本山16番
神仏霊場巡拝の道 第35番 |
御詠歌 |
「いくたびも 参る心は 初瀬寺(はつせでら) 山もちかひも 深き谷川」 |
真言宗豊山派総本山。通称・初瀬寺。桜と牡丹の花の寺としても名高い。牡丹は、唐の皇妃馬頭夫人の献木を今に植えついでいるといわれ、現在では150種類、
7000株におよび東洋一といわれる。 |
|
第
9
番 |
興福寺
(こうふくじ)
南円堂
(なんえんどう)
詳細はこちら。
|
宗派 |
法相宗 |
開基 |
藤原不比等 |
創建 |
天智天皇8年
(669) |
札所
本尊 |
不空羂索(ふくうけんさく)
観世音菩薩 |
住所 |
奈良市登大路町48
0742-22-7755 |
他札所 |
南都七大寺2番
西国薬師四十九霊場4番(東金堂)
神仏霊場巡拝の道16番 |
御詠歌 |
「春の日は 南円堂に かがやきて 三笠の山に 晴るるうすぐも」 |
御真言 |
「おん はんどま だら あぼきゃ じゃやでい そろ そろ そわか」 |
|
札
番 |
寺院名 |
巡礼情報
(京都府) |
第
10
番 |
明星山
(みょうじょうさん)
三室戸寺
(みむろどじ)
|
宗派 |
本山修験宗
別格本山 |
開基 |
(伝)光仁天皇 |
創建 |
(伝)宝亀年間
(770~781) |
札所
本尊 |
千手観世音菩薩 |
住所 |
宇治市菟道滋賀谷21 0774-21-2067 |
他札所 |
神仏霊場巡拝の道124番(京都44番) |
御詠歌 |
「夜もすがら 月を三室戸 わけゆけば 宇治の川瀬に 立つは白波」 |
本山修験宗は修験道の中心寺院の1つ京都の聖護院門跡を総本山とする。本尊は千手観音像であるが、厳重な秘仏で、写真も公表されていない。本尊厨子の前に立つ「お前立ち」像は飛鳥様式の二臂の観音像で、二臂でありながら「千手観音」と称されている。 |
|
第
11
番 |
深雪山
(みゆきやま)
上醍醐寺
(かみだいごじ)
|
宗派 |
真言宗
醍醐派 |
開基 |
聖宝・理源大師 |
創建 |
貞観16年
(874) |
札所本尊 |
准胝観世音菩薩 |
住所 |
京都市伏見区醍醐醍醐山1
075-571-0002 |
他札所 |
真言宗十八本山第十二番
近畿三十六不動尊第二十三番(上醍醐)
西国薬師四十九霊場第三十九番
役行者霊跡札所 |
御詠歌 |
「逆縁も もらさで救ふ 願なれば 准胝堂は 頼母しきかな」 |
御真言 |
「おん しゃれい それい そんでい そわか」 |
古都京都の文化財として世界遺産に登録されている。伏見区東方に広がる醍醐山(笠取山)に200万坪以上の広大な境内をもつ寺院で、豊臣秀吉による「醍醐の花見」の行われた地としても知られている。山号は醍醐山とも言う。 |
|
札
番 |
寺院名 |
巡礼情報
(滋賀県) |
第
12
番 |
岩間山
(いわまさん)
正法寺
(しょうほうじ)
|
宗派 |
真言宗
醍醐派 |
開基 |
(伝)泰澄 |
創建 |
(伝)養老6年
(722) |
札所
本尊 |
千手観世音菩薩 |
住所 |
大津市石山内畑町82
077-534-2412
|
他札所 |
ぼけ封じ観音4番 |
御詠歌 |
「水上は いづくなるらん 岩間寺(いわまでら) 岸うつ波は 松風の音」 |
通称・岩間寺。雷さんが爪で掘った雷神爪堀湧泉は"不老長寿の水"と呼ばれ、健康長寿ぼけ封じを願う参拝者も多く訪れ、"雷除け観音"""厄除け観音"ぼけ封じ観音"と呼ばれている。 |
|
第
13
番 |
石光山
(せっこうざん)
石山寺
(いしやまでら)
詳細はこちら。
|
宗派 |
東寺
真言宗 |
開基 |
良弁、聖武天皇(勅願) |
創建 |
天平19年
(747) |
札所
本尊 |
如意輪観世音菩薩 |
住所 |
大津市石山寺1-1-1 077-537-0013 |
他札所 |
江州三十三観音1番
近江三十三観音3番
神仏霊場巡拝の道146番(滋賀14番) |
御詠歌 |
「後の世を 願ふ心は かろくとも 仏の誓ひ おもき石山」 |
|
第
14
番 |
長等山
(ながらさん)
園城寺
(おんじょうじ)
|
宗派 |
天台
寺門宗 |
開基 |
大友与多王 |
創建 |
7世紀 |
札所
本尊 |
如意輪観世音菩薩 |
住所 |
大津市園城寺町246
077-522-2238 |
御詠歌 |
「いで入(い)るや 波間の月は 三井寺の 鐘のひびきに あくる湖」 |
御真言 |
「おん はんどま しんだまに じばら うん」 |
天台寺門宗総本山。桜の名所として有名な別称・三井寺。近江八景の1つである「三井の晩鐘」でも知られる。寺名の三井寺は天智・天武・持統天皇の産湯に用いられた霊泉に由来する。三つの井戸があるのではなく、「御井(みい)の寺」。観音堂は琵琶湖を眺望できる丘の上にある。 |
|
札
番 |
寺院名 |
巡礼情報
(京都府) |
番
外 |
華頂山
(かちょうざん)
元慶寺
(がんけいじ)
|
宗派 |
天台宗 |
開基 |
遍昭 |
創建 |
元慶元年
(877) |
札所
本尊 |
- |
本尊 |
薬師如来 |
住所 |
京都市山科区北花山河原町13
075-581-0183 |
御真言 |
「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」 |
西国巡礼を再興された花山法皇が落飾された寺。花山法皇の宸影を安置する寺なので花山寺とも呼ばれる。 |
|
第
15
番 |
新那智山
(しんなちさん)
観音寺
(かんのんじ)
|
宗派 |
真言宗
泉涌寺派 |
開基 |
良弁
聖武天皇(勅願) |
創建 |
伝・大同年間
(806~810) |
札所
本尊 |
十一面観世音菩薩 |
住所 |
京都市東山区泉涌寺山内町32
075-561-5511 |
他札所 |
神仏霊場会122番(京都42番)
近畿十楽観音1番
洛陽三十三観音19番
ぼけ封じ観音第1番
京都七福神(えびす) |
御詠歌 |
「昔より 立つとも知らぬ 今熊野 ほとけの誓い あらたなりけり」 |
通称・今熊野観音寺。熊野権現示現の伝説の聖地、東山三十六峰今熊野山のふところに鎮座。 |
|
第
16
番 |
音羽山
(おとわさん)
清水寺
(きよみずでら)
|
宗派 |
北法相宗 |
開基 |
(伝)延鎮 |
創建 |
(伝)宝亀9年
(778) |
札所
本尊 |
十一面千手千眼観世音菩薩 |
住所 |
京都市東山区清水1丁目294
075-551-1234 |
御詠歌 |
「松風や 音羽の滝の 清水を むすぶ心は 涼しかるらん」:松尾芭蕉 |
有名な「清水の舞台」。もとは法相宗に属したが、現在は独立して北法相宗大本山を名乗る。舞台造りのお馴染みの本堂は国宝。 |
|
第
17
番 |
補陀洛山
(ふだらくさん) 六波羅蜜寺
(ろくはらみつじ)
|
宗派 |
真言宗
智山派 |
開基 |
空也上人 |
創建 |
天暦5年
(951) |
札所
本尊 |
十一面観世音菩薩 |
御詠歌 |
重くとも 五つの罪は よもあらじ 六波羅堂へ 参る身なれば |
別称・六はらさん。踊り念仏で知られる市聖(いちひじり)空也(くうや)が平安時代中期に造立。平家一門の館が、ここ六波羅周辺にあり、平家が都落ちし自らの手で焼き払うまで六波羅周辺には5,000を超える邸があったとされている。 |
|
第
18
番 |
紫雲山
(しうんざん) 頂法寺
(ちょうほうじ)
|
宗派 |
天台宗
単立 |
開基 |
伝・聖徳太子 |
創建 |
伝・用明天皇2年
(587) |
札所
本尊 |
如意輪観世音菩薩 |
住所 |
京都市中京区
六角東洞院西入堂之前町248 075-221-2686 |
御詠歌 |
「わが思う 心のうちは 六の角 ただ円かれと 祈るなりけり」 |
本尊は聖徳太子の護持仏といわれる御丈1寸8分(約5.5cm)の如意輪観世音菩薩。本堂が平面六角形であることから、一般には「六角堂」の通称で知られる。池のほとりに小野妹子を始祖とする住持の寺坊があったところから「池坊」と呼ばれる。華道、池坊の発祥の地としても知られる。小野妹子が遣隋使から帰国しご本尊に花を供えたのが華道の始りだそうだ。池坊家元が
歴代の住職を務める。昔からここが京都の真ん中といわれ「へそ石」が境内にある。 |
|
第
19
番 |
霊麀山
(れいゆうざん)
行願寺
(ぎょうがんじ)
|
宗派 |
天台宗 (山門派) |
開基 |
行円上人 |
創建 |
寛弘元年
(1004) |
札所
本尊 |
千手観世音菩薩 |
住所 |
京都市中京区
寺町通竹屋町上ル行願寺門前町17 075-211-2770 |
他札所 |
洛陽三十三所観音霊場4番
神仏霊場巡拝の道114番(京都34番)
都七福神巡り(寿老人) |
御詠歌 |
「花を見て いまは望みも 革堂の 庭の千草も 盛りなるらん」 |
別称・革堂(こうどう)。出家前の行円は猟師であったが、射止めた牝鹿の腹の中にいた子鹿が生きているのを見て改心し、仏門に入ったと言い伝えられている。西国観音霊場唯一の尼寺。 |
|
第
20
番 |
西山
(にしやま)
善峯寺
(よしみねでら)
拝
観
料 |
大人500円
高校生300円
小中学生200円
|
|
宗派 |
善峯観音宗
(天台系単立) |
開基 |
源算 |
創建 |
長元2年
(1029) |
札所
本尊 |
千手観世音菩薩 |
住所 |
京都市西京区
大原野小塩町1372 075-331-0020 |
他札所 |
神仏霊場巡拝の道 第85番
京都洛西観音霊場第1番 |
御詠歌 |
「野をもすぎ 山路にむかふ 雨の空 善峯よりも 晴るる夕立」 |
桜や紅葉の名所になっているとともに境内各所から京都市街、比叡山を一望できる。 |
|
第
21
番 |
菩提山
(ぼだいさん)
穴太寺
(あのうじ)
拝
観
料 |
志納
堂内300円
庭園300円
堂内+庭園500円 |
|
宗派 |
天台宗 |
開基 |
伝・大伴古麻呂
文武天皇(勅願) |
創建 |
伝・705年
(慶雲2年) |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住所 |
亀岡市曽我部町穴太東ノ辻46
0771-22-0605 |
他札所 |
神仏霊場巡拝の道130番(京都50番) |
御詠歌 |
「かかる世に 生まれあふ身の あな憂やと 思はで頼め 十声一声」 |
身代わり観音の寺。美しい庭園は丹波名庭のひとつ。寺名は、桑の木の穴に生えていた稲穂を植えたところ良く実り、村人が飢饉から救われたということから『穴穂寺』。 |
|
札
番 |
寺院名 |
巡礼情報
(大阪府) |
第
22
番 |
補陀洛山
(ふだらくさん)
総持寺
(そうじじ)
|
宗派 |
高野山
真言宗 |
開基 |
中納言藤原山蔭 |
創建 |
元慶3年(879年)頃 |
札所
本尊 |
千手観世音菩薩 |
住所 |
茨木市総持寺1-6-1
072-622-3209 |
他札所 |
摂津国八十八箇所47番
摂津国三十三箇所27番
ぼけ封じ・近畿十楽観音6番
神仏霊場巡拝の道 第63番 |
御詠歌 |
「おしなべて 高き賤しき 総持寺の 仏の誓ひ 頼まぬはなし」
人権意識の高まりにより
「おしなべて 老いも若きも 総持寺の 仏の誓ひ 頼まぬはなし」 |
千手観音様は、亀に乗った観音様として有名で、亀の恩返しの逸話より子育て観音様、織田信長の合戦から奇跡的に焼け残ったことから火除け、厄除け観音様と呼ばれている。 |
|
第
23
番 |
應頂山
(おうちょうざん)
勝尾寺
(かつおでら)
|
宗派 |
高野山
真言宗 |
開基 |
開成皇子(開山)
中興 源頼朝 |
創建 |
伝・神亀4年
(727) |
札所
本尊 |
十一面千手観世音菩薩 |
住所 |
箕面市粟生間谷2914-1
072-721-7010 |
他札所 |
法然上人二十五霊場6番(二階堂)
摂津国八十八箇所54番
摂津国三十三箇所22番
神仏霊場巡拝の道 第65番 |
御詠歌 |
「重くとも 罪には法の 勝尾寺 ほとけを頼む 身こそやすけれ」 |
源氏・足利家・徳川家など各時代の覇者達が勝ち運を求め参詣を重ね、何事にも「勝つ」寺として勝ち運信仰の歴史を辿っている。Jリーグのガンバ大阪も毎年必勝祈願を行っている。境内にある祓荒神は、日本三荒神(他、清荒神・立里荒神たてりこうじん)の一つとして信仰を集めている。水子供養でも有名。 |
|
札
番 |
寺院名 |
巡礼情報
(兵庫県) |
番
外 |
東光山
(とうこうさん)
花山院
(かざんいん)
菩提寺
(ぼだいじ)
|
宗派 |
真言宗
花山院派 |
開基 |
|
創建 |
|
札所
本尊 |
- |
本尊 |
薬師瑠璃光如来 |
住所 |
奈良県桜井市初瀬町776 0744-47-8032 |
他札所 |
西国四十九薬師霊場 第21番 |
御真言 |
「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」 |
花山法皇が晩年を過ごされたところ。遺詔に従い花山院御廟所に眠る。それゆえ西国観音霊場を巡礼する人達は、観音霊場以外に必ず参詣するようになり番外の霊場となった。 |
|
第
24
番 |
紫雲山
(しうんざん) 中山寺
(なかやまでら)
|
宗派 |
真言宗
中山寺派(大本山) |
開基 |
聖徳太子 |
創建 |
推古天皇時代
(593~628) |
札所
本尊 |
十一面観世音菩薩 |
住所 |
宝塚市中山寺2-11-1
0797-87-0024 |
他札所 |
真言宗十八本山4番
摂津国八十八箇所69番(大師堂)
摂津国八十八箇所70番(納経所)
摂津国八十八箇所71番(奥の院)
摂津国三十三箇所1番
聖徳太子御遺跡26番(開山堂)
神仏霊場巡拝の道 第80番
近畿三十六不動尊霊場21番
川辺西国三十三箇所 1番 |
御詠歌 |
「野をもすぎ 里をもゆきて 中山の 寺へ参るは 後の世のため」 |
幕末には中山一位局が明治天皇を出産する時に、安産祈願して無事出産したことから、日本唯一の明治天皇勅願所となり、安産の寺として知られる。境内は、近代的なエスカレーターやエレベーターなどが整備され、障害者の人やお年寄りにもお参りしていただける。 |
|
第
25
番 |
御嶽山
(みたけさん)
清水寺
(きよみずでら)
拝
観
料 |
大人500円
高校生300円
小中学生無料 |
|
宗派 |
天台宗 |
開基 |
(伝)法道仙人 |
創建 |
(伝)景行天皇時代 |
札所
本尊 |
十一面千手観世音菩薩
(秘仏) |
住所 |
加東市平木1194 0795-45-0025 |
他札所 |
播磨西国三十三観音21番
播州薬師霊場10番
神仏霊場巡拝の道 第78番 |
御詠歌 |
「あはれみや 普き門の 品々に なにをかなみの ここに清水」 |
御真言 |
「おん ばさら だるま きり(く) そわか」 |
16番札所の京都・音羽山清水寺と区別するため播州清水寺とも呼ばれる。清水・東条湖・立杭県立自然公園内、標高552mの御嶽山頂にあり、境内からは瀬戸内海までも見渡せる。法道仙人は印度よりの渡来僧。水に乏しい土地で、法道仙人が水神に祈ったところ霊泉が湧出し清水寺(きよみずでら)と命名された。この霊泉は『おかげの井戸』として現存し、自分の姿を霊水に映すと長生きするとか。 |
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第
26
番 |
法華山
(ほっけさん)
一乗寺
(いちじょうじ)
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宗派 |
天台宗 |
開基 |
伝・法道仙人 |
創建 |
伝・白雉元年
(650) |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住所 |
加西市坂本町821-17
0790-48-2006 |
他札所 |
播磨西国三十三箇所33番
神仏霊場巡拝の道 第77番 |
御詠歌 |
「春は花 夏は橘 秋は菊 いつも妙なる 法の華山」 |
国宝に指定されている三重塔(1171年建立)は平安時代後期を代表する和様建築の塔であり、国内屈指の古塔。 境内は山深く、春は桜、秋は紅葉の名所としても知られている。 |
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第
27
番 |
書寫山
(しょしゃざん)
圓教寺
(えんぎょうじ)
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宗派 |
天台宗 |
開基 |
性空 |
創建 |
康保3年
(966) |
札所
本尊 |
六臂如意輪観世音菩薩
(摩尼殿安置) |
住所 |
兵庫県姫路市書写2968 079-266-3327
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他札所 |
播磨西国三十三箇所1番
播州薬師霊場16番
神仏霊場巡拝の道 第75番 |
御詠歌 |
「はるばると のぼれば書寫の 山おろし 松のひびきも 御法なるらん」 |
天台宗の別格本山。「西の比叡山」と称されるほど寺格は高く、西国三十三所中最大規模の寺院で、中世には比叡山、大山とともに天台の三大道場と並び称された巨刹。書写山ロープウェイを利用していく。トム・クルーズ主演の「ザ・ラスト・サムライ」のロケ地。 |
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札
番 |
寺院名 |
巡礼情報
(京都府) |
第
28
番 |
成相山
(なりあいさん)
成相寺
(なりあいじ)
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宗派 |
橋立真言宗
真言宗単立 |
開基 |
真応上人 |
創建 |
(伝)704年
(慶雲元年) |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
御詠歌 |
「波の音 松のひびきも 成相の 風ふきわたす 天の橋立」 |
境内から日本三景のひとつ天橋立が一望できる。、「願い事が成りあう寺」として有名で、成相観音とも呼ばれている。 |
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第
29
番 |
青葉山
(あおばさん) 松尾寺
(まつのおでら)
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宗派 |
真言宗
醍醐派 |
開基 |
威光上人 |
創建 |
和銅元年
(708) |
札所
本尊 |
馬頭観世音菩薩 |
住所 |
舞鶴市松尾532 0773-62-2900 |
他札所 |
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御詠歌 |
「そのかみは 幾世経ぬらん 便りをば 千歳もここに まつのおでら」 |
御真言 |
「おん あみりとどはんば うん はったそわか」 |
京都府と福井県の境のあたりにそびえる若狭富士と呼ばれる標高699mの青葉山の中腹にある。 |
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札
番 |
寺院名 |
巡礼情報
(滋賀県) |
第
30
番 |
巌金山
(がんこんさん) 宝厳寺
(ほうごんじ)
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宗派 |
真言宗
豊山派 |
開基 |
伝・行基
聖武天皇(勅願) |
創建 |
伝・神亀元年
(724) |
札所
本尊 |
千手千眼観世音菩薩 |
本尊 |
大辯才天 |
住所 |
長浜市早崎町1664-1
0749-63-4410 |
他札所 |
日本三大弁才天
江州三十三観音17番 |
御詠歌 |
「月も日も 波間に浮かぶ 竹生島 船に宝を 積むここちして」 |
観音霊場であるとともに、弁才天信仰の聖地でもあり、日本三大弁才天の1つにも数えられている(他の2つは厳島神社と「江島神社」)。琵琶湖の北に浮かぶ無人島「竹生島」に桃山建築の堂宇がある。 |
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第
31
番 |
姨綺耶山
(いきやさん)
長命寺
(ちょうめいじ)
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宗派 |
天台宗系
単立 |
開基 |
聖徳太子 |
創建 |
619年
(推古天皇27年) |
札所
本尊 |
千手十一面聖観世音菩薩
(三尊一体) |
住所 |
近江八幡市長命寺町157
0748-33-0031 |
他札所 |
聖徳太子霊跡35番 近江西国三十三箇所21番 近江七福神「毘沙門天」
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御詠歌 |
「八千年や 柳に長き 命寺運ぶ歩みの かざしなるらん」 |
三百歳以上生きたという武内宿彌(たけのうちすくね)が開闢。 |
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第
32
番 |
繖山
(きぬがさやま)
観音正寺
(かんのんしょうじ)
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宗派 |
天台宗(単立) |
開基 |
聖徳太子 |
創建 |
605年
(推古天皇13年) |
札所
本尊 |
千手千眼観世音菩薩 |
住所 |
蒲生郡安土町石寺2番地
0748-46-2549 |
他札所 |
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御詠歌 |
「あなとうと 導きたまえ観音寺 遠き国より 運ぶ歩みを」 |
日本のほぼ中央に位置する日本の「臍(へそ)」ともいうべき要衝にある標高432.9メートルの繖山(きぬがさやま)、別名観音寺山。 |
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札
番 |
寺院名 |
巡礼情報
(岐阜県) |
第
33
番 |
谷汲山
(たにぐみさん)
華厳寺
(けごんじ)
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宗派 |
天台宗 |
開基 |
豊然上人・大口大領 |
創建 |
798(延暦17)年 |
札所
本尊 |
十一面観世音菩薩 |
住所 |
揖斐郡揖斐川町谷汲徳積23 0585-55-2033 |
他札所 |
東海白寿三十三観音霊場 三十三番札所 東海三十六不動尊霊場 三十三番札所
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御詠歌 |
「世を照らす 仏のしるし ありければ まだともしびも 消えぬなりけり (現在)」 |
御詠歌 |
「万世の 願いをここに 納めおく 水は苔より 出る谷汲 (過去)」 |
御詠歌 |
「今までは 親と頼みし 笈摺を 脱ぎ納むる 美濃の谷汲 (未来)」 |
華厳寺の御朱印は三首の御詠歌にちなみ一ヶ寺で三つある。三つの御朱印は本堂(観音堂)、満願堂、笈摺堂を指し、それぞれ現在・過去・未来を表しているとされている
。 |
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札
番 |
寺院名 |
巡礼情報
(法起院、元慶寺、花山院の他、下記5ケ寺の中の1ケ寺を参拝して
合計4ケ寺を番外とすることになっている) |
番
外 |
荒陵山
(こうりょうざん) 四天王寺
(してんのうじ)
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宗派 |
和宗 総本山 |
開基 |
聖徳太子 |
創建 |
推古天皇元年(593年)
(『日本書紀』による) |
本尊 |
救世観世音菩薩 |
住所 |
大阪市天王寺区四天王寺1-11-18 |
他札所 |
新西国三十三箇所観音霊場第1番
四国八十八箇所番外札所
近畿三十六不動尊霊場第1番(亀井不動)
摂津国八十八箇所第25番
摂津国三十三ヶ所霊場第33番
西国薬師四十九霊場第16番(六時堂)
聖徳太子霊跡第1番
法然上人二十五霊跡第6番(阿弥陀堂)
おおさか十三佛霊場第4番
大阪七福神霊場(布袋尊)
河内飛鳥霊場第1番
西山国師十六霊場客番札所
なにわ七幸めぐり第七の幸
大坂三十三所めぐり第20番(六時堂)
大坂三十三所めぐり第21番(経堂)
大坂三十三所めぐり第22番(金堂)
大坂三十三所めぐり第23番(講堂)
大坂三十三所めぐり第24番(万燈院)
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御詠歌 |
「父の里 立ち出で来たる 母の里 また立ちかえる 父の故郷」
「かしこな 法のはじめの 名をとりて なにわの寺は すえの世までも」 |
別称・金光明四天王大護国寺。蘇我馬子の法興寺(飛鳥寺)と並び日本における本格的な仏教寺院としては最古の寺である。和宗とは、宗派の区別の無い全仏教的な立場から、和宗と名乗られていて、四天王寺はその総本山になる。長い歴史の間に一時天台宗を名乗ったことがありますが、完全に別格扱いされていた。 |
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番
外 |
高野山
真言宗
総本山
金剛峯寺
(こんごうぶじ)
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宗派 |
高野山真言宗
総本山 |
開基 |
空海 |
創建 |
弘仁7年(816年) |
本尊 |
阿閦如来 |
住所 |
和歌山県伊都郡高野町高野山132 |
他札所 |
真言宗十八本山18番
神仏霊場巡拝の道 第13番 |
御詠歌 |
「ありがたや高野の山の岩陰に大師は今だおわしまする」 |
2004年(平成16年)7月に登録されたユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の構成資産の一部。とにかく聖地だ。 |
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番
外 |
定額山
(じょうがくさん)
善光寺
(ぜんこうじ)
詳細はこちら。
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宗
派 |
無宗派 |
開
基 |
伝・皇極天皇(勅願) |
創
建 |
伝・皇極天皇3年 (644) |
本
尊 |
一光三尊阿弥陀如来
(絶対秘仏) |
御詠歌 |
「身は此処に 心は信濃の善光寺 導きたまう 弥陀の浄土へ」 |
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番
外 |
比叡山
延暦寺
根本中堂 |
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番
外 |
東大寺
二月堂 |
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札
番 |
寺院名 |
巡礼情報 |