札
番 |
寺院名 |
納経印 |
巡礼情報 |
第
1
番 |
誦経山
(ずきょうさん)
四萬部寺
(しまぶじ) |
|
宗
派 |
曹洞宗 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市大字栃谷418 0494-22-4525
|
他
札
所 |
|
御詠歌 |
「ありがたや一巻ならぬ法のはな 数は四萬部の寺のいにしえ」 |
朱塗り銅葺きの観音堂は、元禄の頃の建築といわれる荘厳な観音堂。県の重要文化財にも指定されている。本堂正面欄間の地獄極楽の彫刻は必見。毎年8/24、関東一の大施鬼餓会(だいせがきかい)が行われる。 |
|
第
2
番 |
大棚山
(おおたなさん)
真福寺
(しんぷくじ)
(光明寺) |
|
宗
派 |
曹洞宗 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市大字山田3095
0494-22-1832 |
他
札
所 |
|
御詠歌 |
「廻り来て願いをかけし大棚の誓も深き谷川の水」 |
入母屋造り銅葺き屋根で三間四面の質素な寺院。秩父札所が、まだ三十三ヶ寺制であった時代の長享(ちょうきょう)番付にその名はない。信者からの要望により真福寺が新たに札所に加えられ、三十四ヶ寺制という珍しい札所になり、西国、坂東、秩父百観音となったそうである。納経所は、三番に向かって山を下ったところにある光明寺。 |
|
第
3
番 |
岩本山
(いわもとさん)
常泉寺
(じょうせんじ) |
|
宗
派 |
曹洞宗 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市大字山田1392
0494-23-2050 |
他
札
所 |
|
御詠歌 |
「補陀落は岩本寺と拝むべし峰の松風ひびく滝津瀬」 |
観音堂の建物は、三間四面、表に一間の大唐破風の向拝(こうはい)を付し、建築彫刻として繊細を極めている。熊谷宿玉井の名工、飯田和泉の作、向拝海老虹梁(こうりょう)の龍のかご彫りはすばらしく、鑑賞する人は跡を断たないそうだ。明治3年に秩父神社の境内にあった薬師堂を移築して現在の観音堂となっている。寺宝とされる子持ち石は子宝に恵まれない夫婦が前掛けと袈裟を奉納して願を掛けると子供が授かると伝えられている。 |
|
第
4
番 |
高谷山
(こうこくさん)
金昌寺
(きんしょうじ) |
|
宗
派 |
曹洞宗 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
十一面観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市大字山田1803
0494-23-0976 |
他
札
所 |
|
御詠歌 |
「あらかたに参りて拝む観世音 二世安楽と誰も祈らん」 |
札所の中で屈指の仁王門をもち、石仏の寺としてもよく知られている。大わらじが懸けられた仁王門をくぐると石仏群が現れる。明治政府の廃仏毀釈によって大部分が廃棄されてしまい現在は1319体のみとなっている。なぜこれほどたくさんの石仏があるのかというと、1624年に住職の古仙登嶽和尚が寺院興隆のために石造千体仏建立を発願し、江戸を中心する各地から寄進をつのり造り上げたものだそうだ。本堂の回廊右手にある膝に抱く赤子に乳を飲ませてる子育て観音像は、優しい表情に心が癒される。 |
|
第
5
番 |
小川山
(おがわさん)
語歌堂
(ごかのどう) |
|
宗
派 |
臨済宗
南禅寺派 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
准胝観世音菩薩
(じゅんていかんぜおんぼさつ) |
住
所 |
横瀬町下郷6086
0494-23-4701 |
他
札
所 |
七観音霊場 |
御詠歌 |
「父母の恵みも深き語歌の堂大慈大悲の誓たのもし」 |
語歌堂の仁王門をくぐると正面に三間四面の観音堂が建っている。日本百観音霊場の中で、准胝観世音をご本尊とする霊場は少なく、秩父では一ヶ所、坂東にはなく、西国霊場の第十一番上醍醐寺(かみだいごじ)の二ヶ所だけである。納経は、250mほど離れたところにある長興寺でおこなわれている。 |
|
第
6
番 |
向陽山
(こうようさん)
ト雲寺
(ぼくうんじ) |
|
宗
派 |
曹洞宗 |
開
基 |
嶋田与左衛門 |
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住
所 |
横瀬町苅米1430
0494-24-6236 |
他
札
所 |
|
御詠歌 |
「初秋に風吹き結ぶ荻の堂 宿かりの世の夢ぞ覚めける」 |
珍しい寺名は、この寺の開基とされる嶋田与左衛門の法号が「ト運源心庵主」である事に由来される。本堂は間口6間の本堂形式。本尊は40cm強の聖観音で行基菩薩の作と伝えられ、当初は武甲山頂の蔵王権現社に祀られていたといわれている。 |
|
第
7
番 |
青苔山
(せいたいさん)
法長寺
(ほうちょうじ) |
|
宗
派 |
曹洞宗 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
十一面観世音菩薩 |
住
所 |
横瀬町苅米1508
0494-22-1921 |
他
札
所 |
|
御詠歌 |
「六道を兼ねて巡りて拝むべし 又後の世を聞くも牛伏」 |
間口10間の入母屋造りの立派な本堂は、あの平賀源内の設計によるものとも伝えられ、秩父札所の中で一番大きな建物。 |
|
第
8
番 |
清泰山
西善寺
|
|
宗
派 |
臨済宗
南禅寺派 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
文歴元年
(1234) |
札所
本尊 |
十一面観世音菩薩 |
|
第
9
番 |
明星山
(みみょうざん)
明智寺
(あけちじ) |
|
宗
派 |
臨済宗
南禅寺派 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
建久2年
(1192) |
札所
本尊 |
如意輪(にょいりん)観音像 |
住
所 |
横瀬町中郷2160
0494-24-3125 |
他
札
所 |
|
御詠歌 |
「巡りきてその名を聞けば明智寺 心の月はくもらざるらん」 |
観音堂は、二軒六面の六角堂形式の綺麗な建物。本尊は安産子育ての観音様として名高く、毎年1/16と8/16の縁日には、地元だけでなく県内各地から多くの信者が詰めかける。 |
|
第
10
番 |
万松山
(ばんしょうさん)
大慈寺
(だいじじ) |
|
宗
派 |
曹洞宗 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住
所 |
横瀬町川西5151
0494-23-4124 |
他
札
所 |
|
御詠歌 |
「ひたすらに頼みをかけよ大慈寺 六つの巷の苦にかはるべし」 |
赤い頭巾と白い腹がけを着せられた延命地蔵が目印のお寺。参道から石段を登っていくと、楼門(ろうもん)形のどっしりとした仁王門をみることができる。その奥には改修したばかりの2間半ほどの向拝が付いた本堂が建っている。 |
|
第
11
番 |
南石山
(なんせきさん)
常楽寺
(じょうらくじ) |
|
宗
派 |
曹洞宗 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
十一面観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市熊木町43-28
0494-22-2190 |
他
札
所 |
|
御詠歌 |
「つみとがも消えよと祈る坂ごおり 朝日はささで夕日かがやく」 |
10番の大慈寺とは山の裏表の中腹に建つ。山沿いの道を登っていくと三間四面の流れ向拝付き方形建築の本堂があり、境内からは秩父市街とはるか彼方の山並みまでも一望することができる。 |
|
第
12
番 |
仏道山
(ぶつどうざん)
野坂寺
(のさかじ) |
|
宗
派 |
臨済宗
南禅寺派 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市野坂町2-12-25
0494-22-1608 |
他
札
所 |
|
御詠歌 |
「老いの身に苦しきものは野坂寺 いま思い知れ後の世の道」 |
入母屋二重垂木の八脚門で禅寺に似つかわしい重厚な風格の山門をくぐると綺麗に手入れされた庭園が広がり、その向こうに六間四面の本堂が堂々と建っている。毎年8/16の夜に行われる盆送りは、境内に灯篭供養搭が組み立てられ、1200個の灯篭が高さ16メートルに積み上げられる。これに灯がともり精霊送りが夜半まで続けられ、夏の夜の風物詩となっている。 |
|
第
13
番 |
旗下山
(きかざん)
慈眼寺
(じげんじ) |
|
宗
派 |
曹洞宗 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市東町26-7
0494-23-6813 |
他
札
所 |
|
御詠歌 |
「御手に持つ蓮のははき残りなく 浮世の塵をはけの下寺」 |
駅前の人通りが多い一角にある。本堂のすぐ右にある薬師堂は、目の守り本尊として有名でお堂いっぱいに「め」と書かれた絵馬が奉納されている。現在の観音堂は明治34年に再建されたものだが、三間四面と小さいながらも凝った装飾が見事な本堂となっている。 |
|
第
14
番 |
長岳山
(ちょうがくさん)
今宮坊
(いまみやぼう) |
|
宗
派 |
臨済宗
南禅寺派 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市中町25-12
0494-22-0828 |
他
札
所 |
|
御詠歌 |
「昔より立つとも知らぬ今宮に 参る心は浄土なるらん」 |
住宅地の中にひっそりと建っている。東側に今宮神社があり、境内に樹齢500年といわれる「駒つなぎの欅」がある。 |
|
第
15
番 |
母巣山
少林寺 |
|
宗
派 |
臨済宗
建長寺派 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
十一面観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市番場町7-9
0494-22-3541 |
|
第
16
番 |
無量山
(むりょうざん)
西光寺
(さいこうじ) |
|
宗
派 |
真言宗
豊山派 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
千手観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市中村町4-8-21
0494-22-4444 |
他
札
所 |
関東八十八ヵ所霊場 特別霊場 |
御詠歌 |
「西光寺誓いを人に尋ぬれば ついの住家は西とこそ聞け」 |
境内には、四国八十八ヶ所霊場の諸仏をまつる回廊堂や、札所中唯一保存されている札堂がある。本堂の中二階には隠し部屋があるといわれ、かつては博打場や男女の睦む場となっていたそうだ。 |
|
第
17
番 |
実正山
定林寺 |
|
宗
派 |
曹洞宗 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
十一面観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市桜木町21-3
0494-22-6857 |
|
第
18
番 |
白道山
(はくどうさん)
神門寺
(ごうどじ) |
|
宗
派 |
曹洞宗 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市下宮地町5-15
0494-25-0598 |
他
札
所 |
|
御詠歌 |
「ただたのめ六則ともに大悲をば 神門にたちてたすけたまえる」 |
|
第
19
番 |
飛渕山
龍石寺 |
|
宗
派 |
曹洞宗 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
千手観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市大畑町15-31
0494-22-1669 |
|
第
20
番 |
法王山
岩之上堂 |
|
宗
派 |
臨済宗
南禅寺派 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市寺尾2169
0494-23-9419 |
|
第
21
番 |
要光山
観音寺 |
|
宗
派 |
真言宗
豊山派 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市寺尾2354
0494-24-7263 |
|
第
22
番 |
華台山
童子堂 |
|
宗
派 |
真言宗
豊山派 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市寺尾3595
0494-23-9989 |
|
第
23
番 |
松風山
音楽寺 |
|
宗
派 |
臨済宗
南禅寺派 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市寺尾3773
0494-25-3018 |
|
第
24
番 |
光智山
法泉寺 |
|
宗
派 |
臨済宗
南禅寺派 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市別所1586
0494-23-0943 |
|
第
25
番 |
岩谷山
久昌寺 |
|
宗
派 |
臨済宗
南禅寺派 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
|
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市久那2215
0494-23-7309 |
|
第
26
番 |
万松山
円融寺 |
|
宗
派 |
臨済宗
南禅寺派 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市下影森348
0494-23-8838 |
|
第
27
番 |
竜河山
大渕寺 |
|
宗
派 |
曹洞宗 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市上影森411
0494-22-5259 |
|
第
28
番 |
石龍山
橋立堂 |
|
宗
派 |
曹洞宗 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
馬頭観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市上影森675
0494-24-5399 |
他
札
所 |
七観音霊場 |
|
第
29
番 |
笹戸山
長泉院 |
|
宗
派 |
曹洞宗 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
|
第
30
番 |
瑞竜山
法雲寺 |
|
宗
派 |
臨済宗
建長寺派 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
元応元年
(1319) |
札所
本尊 |
如意輪観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市荒川白久432
0494-54-0108 |
|
第
31
番 |
鷲窟山
(しゅうくつさん)
観音院
(かんのんいん) |
|
宗
派 |
曹洞宗 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住
所 |
小鹿野町飯田観音2211
0494-75-3300 |
他
札
所 |
|
御詠歌 |
「深山路をかき分け尋ね行きみれば 鷲の岩谷にひびく滝つ瀬」 |
仁王像は高さ4mを越す秩父札所の中で随一の大きさを誇る石像で、1868年に長野の名工「藤森吉弥一寿」の作といわれている。三方を岩壁に囲まれた土地に三間四面の観音堂が建っていて、その左手にはかつて修行に使われていたという一条の滝が流れ落ちている。 |
|
第
32
番 |
般若山
(はんにゃさん)
法性寺
(ほうしょうじ) |
|
宗
派 |
曹洞宗 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
奈良時代 |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
御詠歌 |
「願わくは般若の舟にのりを得ん いかなる罪も浮かぶとぞ聞く」 |
山門は白木の精巧な造りで札所では唯一の鐘楼門。観音堂は本堂のさらに奥へと石段を登ったところにあり、三間四面の吹き抜け構造のお堂。 |
|
第
33
番 |
延命山
菊水寺 |
|
宗
派 |
曹洞宗 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
不詳 |
札所
本尊 |
聖観世音菩薩 |
住
所 |
秩父市吉田町桜井1104
0494-77-0233 |
|
第
34
番 |
日沢山
(にったくさん)
水潜寺
(すいせんじ) |
|
宗
派 |
曹洞宗 |
開
基 |
|
開
山 |
|
創
建 |
天長元年
(824) |
札所
本尊 |
千手観世音菩薩 |
住
所 |
皆野町日野沢3522
0494-62-3999 |
他
札
所 |
|
御詠歌 |
「萬代の願ひをここに納めおく 苔の下より出づる水かな」 |
観音堂は寛政の頃、近隣の人々の寄進によって再建されたといわれている方形屋根、四間四面のお堂。観音堂の前には結願の「御砂ふみ」がある。黒御影石に二つの足形が彫ってあり、足形の上で拝むと百観音巡礼の功徳があるといわれている。 |
|
札
番 |
寺院名 |
納経印 |
巡礼情報 |