大塚山 安楽寺

寒川セントラルボウル向かい。駐車スペースあり。
【住所】高座郡寒川町岡田2387 【電話】0467-75-0220
巡礼情報 【拝観料】境内志納
宗派 高野山真言宗 開基 不詳 開山 不詳 創建 伝・718(養老2)年 本尊 大日如来坐像
札所 相模国準四国八十八ヶ所 第6、71、75番
御詠歌 第6番大塚山安樂寺:「のちのよとおぼつかなくもこのみしかこのよからこそ安くたのしき」
第75番南岳山寶塔院(廃寺):「民草に露を岡田のうるおいもさながら法のめぐみなりけり」
第71番鶴足山慈眼院觀護寺(廃寺):「この寺のみのりをあふぐ民草をゆたかにまもれ山も岡田も」
札所 相模国高座郡南部地蔵二十四札所 第11、12番
御詠歌 宝塔院(廃寺):「やましろや みぶの御影を 移しおく 岡田りの 水は絶へせじ」
等覚寺(廃寺):「もろびとの 願う心の乱れずば ひとしく悟る 寺にいたらん」
コメント   高野山高室院の末寺で、古儀真言宗の中本寺。院号は成就院というが利益院だとかも。由緒不詳だが、町内最古の格式の高い寺院で最盛期には末寺として18か寺を率いて、「一之宮門中」あるいは「大塚門中」と称された。「新編相模国風土記稿」には古くは「寒川神社」の別当であったと記されている。明治37(1904)年6月に末寺だった「観護寺」「等覚寺(東覚寺とも)」を、明治40年には同じく「宝塔院」をそれぞれ合併して今日に至る。平安時代後期作の本尊・大日如来坐像は寒川町内では一番古い仏像で、町指定重文となっている。境内裏手に前方後円墳の大神塚古墳がある。(2012/6/30)
・本尊:大日如来坐像:町指定重要文化財第12号(昭和61年6月20日指定) ・板碑

【境内の文化財】
・準四国八十八ヶ寺巡りの大師像3体 ・月待供養塔
大(応)神塚 (おおじんづか):町指定重要文化財第19号(平成9年12月24日指定)
明治41年(1908)考古学者坪井正五郎氏の指導で発掘された全長約50m、後円部高さ5mほどの大きな前方後円墳。発掘の結果、埋葬施設が構築されていた可能性が強く、出土したものは漢鏡1、和鏡2、直刀3振。近辺に陪塚と称される4基の小型古墳が発見され、勾玉、金環などの副葬品が豊富に出土(寒川神社で保管)したが、現在古墳は残っていない。発掘調査にあたった坪井氏は、この前方後円墳は、大化改新以前にこの地に関係が深く遠方で亡くなった方を祭るため、陪塚に葬られた人々が築造したという説を唱えた。昭和53年に神奈川県教育委員会によって墳丘の測量調査が実施された結果、前方部が低く伸びる前期形式の前方後円墳であることや、石室のない粘土槨か木棺直葬であったと思われることから、5世紀代のものと考えられている。また、倍塚と称される4基の小型古墳は埋葬施設や出土遺物から6世紀待つから7世紀前半のものと推定され、大神塚とは時代差があることが分かっている。
IMG_1706 本堂左手の大師堂に3体並んでいるが、左から75番、6番、71番となる。
IMG_1710




6
温泉山(おんせんざん)
瑠璃光院
(るりこういん)
安楽寺
(あんらくじ)

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06anrakuji
薬師如来

高野山
真言宗

空海
(弘法大師)

弘仁6年
(815)
札所
本尊
薬師如来

板野郡上板町引野8
088-694-2046
 宿坊:あり(300人・温泉あり)
御詠歌 かりの世に知行争うむやくなり安楽国の守護をのぞめよ
本尊真言 おん ころころ せんだりまとうぎ そわか
引野は古くから温泉があり、安楽寺は弘法大師によって温泉湯治の利益が伝えられた旧跡で、山号は温泉山とされた。現在も大師堂前から温泉が湧き出ていて、宿坊にも温泉浴場がある。




71
剣五山(けんござん)
千手院(せんじゅいん)
弥谷寺(いやだにじ)

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71
大悲殿

真言宗
善通寺派

(伝)行基、
聖武天皇(勅願)

(伝)奈良時代 札所
本尊
千手観音

三豊市三野町大字見乙70
0875-72-3446 
宿坊:なし

七ヶ所まいり
御詠歌 「悪人と行連なんも彌谷寺只かりそめも良き友ぞよき」
本尊真言 「おん ばさら たらま きりく」
大本山弥谷寺のある弥谷山は、古来より霊山(仏山)として信仰されたと言われ、日本三大霊場(恐山・臼杵磨崖仏・弥谷山)の一つに数えられたとされる。金銅四天王五鈷鈴は国の重文。仁王門から本堂までの急勾配な石段は540段ある。大師堂は、岸壁を背に建てられている。中へ入ると獅子が口を開いたような形をした岩窟があり、大師像など、数々の仏像が安置されている。また、境内のあちこちでは「麿崖仏」を拝むことができる。




75
五岳山(ごがくざん)
誕生院(たんじょういん)
善通寺(ぜんつうじ)

75_2
75
薬師如来

真言宗
善通寺派

佐伯善通
(伝)大同2年
(807)
札所
本尊
薬師如来
(常時御開帳)

善通寺市善通寺町3-3-1
0877-62-0111 
宿坊:あり(250人)

真言宗十八本山1番
七ヶ所まいり
御詠歌 「我住まばよも消えはてじ善通寺深き誓いの法のともしび」
本尊真言 「おん ころころ せんだりまとうぎ そわか」
善通寺派の大本山。平安時代初頭の807年に真言宗開祖空海の父である佐伯善通を開基として創建された。伽藍は創建地である東院と、空海生誕地とされる西院(御誕生院)に分かれている。御誕生所である善通寺は、京都の東寺、和歌山の高野山と並ぶ弘法大師三大霊跡のひとつとして、古くから篤い信仰をあつめている。高さ45mの五重塔(建立以来3回改修されていて現座の塔は明治35年完成)は東寺、興福寺に次ぎ木造では日本で3番目の高さ。

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