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県道44号線沿い。景観寺前交差点付近。隣には「神明社」。 |
【住所】高座郡寒川町一之宮1-18-15 |
巡礼情報 |
【納経時間】 【拝観料】境内志納 |
宗派 |
天台宗 |
開山 |
行基 |
創建 |
天平宝字元(757)年 |
本尊 |
十一面観世音菩薩立像 |
御詠歌 |
第54番山王山南泉寺(移設):「つくりなすつみの重荷もみほとけの誓にかるのいちのみやかな」 |
札所本尊 |
木造十一面観音立像
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札所 |
高座郡三十三観音霊場 11番 |
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コメント |
新編相模国風土記稿に「窪田山」と号す。天台宗大住郡一之沢(現・伊勢原)浄発願寺末。天台宗は神奈川県全体でも 100ヵ寺ほどとか。寺門前は旧・大山街道で江戸時代は大山詣での宿場町として賑わっていたそうだ。坐高105.3cm、木造割矧造玉眼の本尊は、町指定重要文化財第1号。室町時代の作と推定され、ヒイラギ材の素木で本格的な造像手法をとった仏像。尊顔は面幅の狭い瓜実型で、上品かつ秀麗。尊体もすっきりと表現され、仏衣表現・衣文線とも巧緻で精彩があり都風の特色が濃厚な尊像だそうだ。(2012/7/7) |
54番の弘法大師の石像は元々一之宮の「山王山南泉寺」のもので、後に景観寺に移されてきたといわれている。平成10年に大師堂が寄進されている。 |
【境内の文化財】
・宝篋印塔 ・念仏一万日回向塔 ・準四国八十八ヶ寺巡りの弘法大師坐像
・六十六部供養塔 寛保3(1743)年 ・鐘楼 |
神明社(しんめいしゃ)(中瀬大神)
・道祖神((双体):天明2(1782)年 ・庚申塔(文字):文化12(1815)年 ・石灯籠残欠:明和7(1770)年 |