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鹿島神宮駅より徒歩にて約10分。有料駐車場完備。無料は遠し。 |
【住所】鹿嶋市宮中2306-1 【電話】0299-82-1209 |
巡礼情報 |
【朱印時間】 【拝観料】志納 |
主
祭
神 |
武甕槌大神
(たけみかづちのおおかみ) |
社
格
等 |
式内社(名神大)
常陸国一宮
旧官幣大社
勅祭社 別表神社 |
創
建 |
(伝)初代
神武天皇元年 |
本
殿
様
式 |
三間社流造 |
例
祭 |
白馬祭(1/7)
祭頭祭(3/9) |
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コメント |
全国に約600社ある鹿島神社の総本社。神栖市の息栖神社、千葉県香取市の「香取神宮」とともに東国三社の一社。宮中の四方拝で遥拝される一社。古来より軍神としての性格が強く、武術の道場には「鹿島大明神」「香取大明神」と書かれた2軸の掛軸が対で掲げられることが多い。「布都御魂剣」と称される国宝の巨大な直刀を所蔵するほか、境内は国の史跡に、本殿・拝殿・楼門など7棟が国の重要文化財に指定されている。楼門は日本三大楼門(「阿蘇神社」「筥崎八幡宮(福岡)」)の1つにも数えられる。そのほか、鹿を神の使いとすることでも知られる。英語で鹿の枝角をアントラー (antler) と言い、鹿島アントラーズのチーム名の由来ともなっている。初詣には全国から60万人以上が参拝し、参拝者数では茨城県2位。ちなみにトップは笠間稲荷神社の80万人。(2013/11/2) |
ちょうどこの日は、楼門を入った石畳の両脇で、「第37回宮中 ふるさと市」が開かれていた。そのためか神宮第2駐車場隣接の無料駐車場部分は満車だったので、御手洗池駐車場を利用しての参拝となった。おかげで御手洗池、奥宮、要石、鹿園と見所は全て見学できたので良かったかも。もうちょっと早く来ていたら、ちびっこの相撲祭もやっていたようだ。戦国時代に剣の聖地・鹿島に生まれ、幼少より鹿島中古流の太刀を学び、17歳で武者修行の旅に出て、生涯数多の真剣勝負や合戦に臨み一度も負傷しなかったという伝説的な剣豪・塚原卜伝により、というかNHKで堺雅人主演で映像化もされたことで、武道の聖地として鹿島が一躍脚光を浴びたようだ。さて、平成23年3月11日の東日本大震災により、石灯篭62基が倒壊し、石の鳥居としては日本一を誇る大鳥居も崩れ落ちてしまったことは残念である。しかし2日前は祭頭祭が開かれ、多くの参拝客で賑わっていたので、人的被害まで及ばなかったのは幸いである。 |
総社は石岡市の「常陸國總社宮」、常陸二の宮は、旧・瓜連町(那珂市)の「静神社」、常陸三の宮は、水戸市の「吉田神社」。 |
要石
かつて、地震は地中に棲む大鯰(おおなまず)が起こすものと考えられていた。その大鯰を押さえつける「要石(かなめいし)」が、鎮護する地震の守り神として現在にも伝わっている。要石は大鯰の頭と尾を抑える杭と言われ、見た目は小さいが地中部分は大きく決して抜くことはできないと言い伝えられている。『水戸黄門仁徳録』によれば水戸藩主徳川光圀が7日7晩要石の周りを掘らせたが、根元には届かなかった。形状は凹型。なお、「香取神宮」には凸型の要石がある。 |
御朱印であるが、奥宮(おくのみや)の御朱印もあるのだが次回の宿題となってしまった。 |