道後温泉本館 

温泉駅から徒歩9分。
【住所】松山市道後湯之町5-6 【電話】089-921-5141
営業情報
(M27開業)
【営業時間】6:00〜22:00 ※神の湯階下〜23:00 【定休日】基本無休
【料金】神の湯階下400円、神の湯二階席800円、霊の湯二階席1200円、霊の湯三階個室1500円
特徴 明治27(1894)年建造の木造三層楼の公衆浴場。1994年には公衆浴場として初めて重要文化財に指定。
道後温泉
四国・愛媛県松山市(旧国伊予国)に湧出する温泉。日本三古湯(“道後温泉”、“有馬温泉”、“白浜温泉”:関東では“白浜温泉”ではなく、伊豆山の“走り湯”とも)の一と言われる。その存在は古代から知られる。古名を「にきたつ」(煮える湯の津の意)といい、万葉集巻一に見える。なおかつてはこの周辺が温泉郡(湯郡)と呼ばれていたが、これはこの温泉にちなむ地名である。伊予国(いよのくに)という名前も湯国(ゆのくに)が転じたものという説がある。

道後温泉は古来より大正3年まで自噴していた。自噴箇所は2箇所で旧神の湯「一の湯」湯釜直下(現在の神の湯 東側浴槽)と養生湯直下(現在の神の湯の女湯中央あたり)にあった。自噴口の真上に浴槽があり、その浴槽に円筒形の湯釜(道後公園に展示)を通して、温泉を注ぎ、浴槽に溜め、そこに入浴するという原始的温泉であった。しかし、増湯目的で大正3年になって機械式ポンプで汲上げるようになった。湯は貯湯槽に一時的に溜められ、それから浴槽に配湯されるようになった。歴史ある2箇所の源泉は戦後枯渇し、現在は使われていない。道後温泉では湯量確保のため昭和15年頃より温泉開発が進められ、昭和30年代には旅館の内湯整備のためより本格的に温泉開発が行われた。現在まで道後温泉は28本の井戸を開発し、内17本が使用可能で常時使用されているのは内12〜13本。これらの源泉は温度も湧出量もすべて異なり、最も温度の低い源泉は20℃程度、最も高温の源泉は55℃程度。そして、日量2600トン程度の汲み上げが可能だが、枯渇を招かないように最大2060トンに制限され、それぞれ決められた分湯場(4箇所)に集められ43度に温度調整(高温泉と低温泉を混ぜて調整し、加温は一切していない)され、、「道後温泉本館」・「椿の湯」をはじめ、周辺のホテル・旅館へ配湯されているそうだ。
泉質 アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
■源泉名:道後温泉第2分湯場(6・8・9・17・19・21・25・26・28号源泉) ■湧出量:不明
■泉温:源泉48℃ 浴槽43℃ ■pH:9.1 ■成分総計:270.6r/Kg
(愛媛県立衛生環境研究所)(H16.1.27)
効能 神経痛、筋肉痛等
観光スポット (外部リンク)
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【コメント】
JTBのツアー特典では、神の湯階下なので、折角なので差額を払い神の湯二階席とした。男衆は大広間で着替えてもOKなのにはびっくり。小生は早朝散歩の途中だったが、毎朝一番風呂に入ろうと、時を告げる太鼓の音(「日本の音風景百選」に選ばれている)を待ち構えている観光客や市民が大勢居るのにもびっくり。(2011/8/10)
【妻の一言】
真夏にはキツイ場所ですが、旦那につき合わされました。伊東の「東海館」を思い出しました。