南山荘 

長岡地区の日帰り入浴が可能な老舗旅館。駐車場完備。
【住所】静岡県伊豆の国市長岡1056 【電話】055-948-0601
営業情報
(M40創業)
【営業時間】12:00〜17:00(混雑時は15:00迄) 【定休日】無休
【料金】大人500円、小人300円
特徴 伊豆長岡温泉を開湯したと言われる大和宇平翁が明治40(1907)年10月8日に「大和館」として創業。源氏山南斜面に八千坪の敷地を有す。平成15年からリーズナブルなセルフの宿となっている。大正12年〜昭和初期にかけて、川端康成氏が度々訪れている。『伊豆温泉記』に取り上げられた温泉場は33ヶ所にもおよび、その中で長岡温泉のことを“伊豆の温泉で一番肌によい”と評している。昭和5年、清水組(清水建設)と日本橋白木屋(東急百貨店)の協力を得、離れ風客室の建築を計画、昭和13(1938)年春、純和風建築の数寄屋橋造りの粋を極めた南山荘が竣工するに至った。昭和9年〜14年、北原白秋氏もしばしば訪れ、『南山荘』と命名した当人である。その際、『大和の春秋』という唄を館主に贈ったそうだ。昭和30(1950)年、自由党と日本民主党が合併の折、鳩山一郎氏以下の幹部が鳩首協議して自由民主党と名づけた場所でもあるそうだ。この2年後、自由民主党の第2代総裁となった石橋湛山氏は、夫妻2ヶ月の逗留をされたそうだ。昭和40年まで『大和館南山荘』と称していたが、『南山荘』と統一された。昭和38年から東海観光の経営となっている。最近では、映画「クライマーズ・ハイ」の撮影でも使用。
泉質 アルカリ性単純温泉
伊豆長岡町温泉事業協同組合による供給(詳細はこちら
効能
観光スポット
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地酒・特産


旧修善寺町には、万大醸造(主銘柄:牧水)があります。
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コメント 巨大な迷路のような宿で娘は大喜び。部屋は一番広い離れで、石橋湛山氏の書が飾られた部屋だった。70年以上経った建物だが造りは頑丈で、トイレなどは新調され、おまけにこの離れには、男性用の他、和式と洋式(ウォシュレット)の3つもあった。12畳以上と7.5畳の部屋の他、廊下や8畳の広縁、玄関上がったところに4.5畳のたたきがある。玄関は離れ用があるほどで、昔は貴賓室だったのだろう。本館の玄関・ロビーまで行くのも一苦労だが、昭和の頃は高級旅館だったことだろう。タオルを含むアメニティは有料で、セルフ方式なので旅館としてのサービスは期待できないが、温泉好きには堪らない宿である。男女別の石風呂(四国の銘石“青石”をふんだんに使った風呂)の他に、時間制で露天と富士見風呂の計3ヶ所の湯巡りができる。一番良かったのは明るい、富士見風呂であったが、女性ならば岩風呂が広くて脱衣場も立派なので良いかも。夕食は近くの「ひょうたん寿司」でお寿司を食す。
【妻の一言】
早朝に雷が鳴り響きおまけに大地震(ナンと震度5強)がありました。が、義父と旦那と娘は暢気に6時過ぎには早朝温泉です。まぁ私達も朝食後、温泉に入りましたが... 残念ながら露天は入る機会がありませんでした。(2009/8/10〜11)

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