渋温泉厄除巡浴外湯巡り&湯田中・安代温泉
(2008/4/30〜5/1)

前厄ということで急遽前日に計画した旅行。2泊は妻子の反対で却下されたが1泊は許されたので強行スケジュールで出発。午前2時頃家を出て、中央高速に4時前に入ることで4割引(ETC)となる。道の駅「オアシスおぶせ」で仮眠をとり、「小布施ワイナリー」「サンクゼール」を見学後、道の駅「やまのうち」へ。その後、宿泊先である安代温泉の「安代館」へ行き、駐車場の利用をお願いしたり、『湯田中温泉湯巡り温泉手形』(宿泊者は3ヶ所600円と格安)の発行をしてもらったりした後、目的の渋温泉外湯めぐりに出発。

鍵を入手しなければならない。外湯(共同浴場)めぐりは渋温泉宿泊者しかできない特典である。昔は渋温泉有料駐車場(500円)に停めて手拭を購入すれば可能だったが、今は「大湯」(別途500円)しか利用できない。今回は他の方法(ヒミツ)で入手した。巡浴手拭300円をお土産やさんで購入後いざ出陣!

安代温泉と渋温泉は実は目と鼻の先。渋温泉への入口付近が安代温泉である。湯の性質が違うから、渋温泉と区別されているが、安代温泉も歴史ある温泉である。さて、1湯目であるが、安代温泉方面から入っていくことにしたので、三番湯である。
 

三番湯・綿の湯 
切り傷などのわたわたがとれることからこの名前がついたが、別名「子持ちの湯」とも呼ばれる。入ってみると聞いていたほど熱くない。43度程度か?これならOKだ。2湯目は二番湯である。
 
二番湯・笹の湯
笹薮の中から湯が沸いたことからこの名前がついた。中年の先客が2名、千葉から団体旅行で来ているという。ここもそう熱くない。そのことを先客に聞いてみると、熱すぎて水を埋めたとのこと。しかも三番湯も先ほど埋めて入ったとのこと。道理で納得。話が弾みつい長湯。

一番湯・初湯
胃腸の湯である。44度程度か?まだ入れる温度であった。
 
八番湯・神明滝の湯
渋温泉の裏山、神明山から湧出る湯。婦人病によく、子宝に恵まれるとされる。ここでズルをした。足だけ入って終わりにしたのである。(最終的には渋大湯の前に入湯)
 
七番湯・七操の湯
七つの病気に効く、七回入ると全快するなど伝えられる。夫婦の先客あり。なお、かなり湯が汚れていたが湯は42度程度。脱水気味でスポーツ飲料を自販機で購入。
 
六番湯・目洗の湯
昔から多くの人が眼病を治したことから名がつけられた湯。ここはかなりの熱さ。
 
五番湯・松の湯
先客が一人、愛知県からの同年代の人である。2泊しているとのこと。熱くて埋めていたので43度程度か?入浴後見つけた「小古井菓子店」の柏餅で腹ごしらえ。

四番湯・竹の湯
残念ながら掃除が終了して湯を溜めている最中であった。1時間はかかるようなスピードである。そこで、先ほどズルした「八番湯・神明滝の湯」へ入りにいった。ただ、かなりの熱さであった。
 
九番湯・渋大湯
最後の渋大湯はラッキーなことに小生一人。そしてここには温泉熱を利用した蒸し風呂がある。万病に効くという茶褐色の大湯は九湯めぐりのフィナーレにふさわしい雰囲気。大湯の上には足湯とお湯掛け和合同祖神がある。また男湯の脇には『夢ぐり願い処』があった。入浴後、四番湯を見に行ったが、まだまだ時間がかかりそうだった。もうお昼過ぎ、玉川本店で手打ち蕎麦のつもりがお休み。仕方なく湯田中駅へ向かった。「高原食堂」で昼食。

温泉手形で「水明館」「湯田中びゅうホテル」「よろづや」で湯めぐり後、15:30過ぎにチェックイン。この日は東京より暖かい日であったので、すぐに散歩に出た。まず番外湯「薬湯信玄かま風呂」(断腸の思いで入浴はあきらめ)でスタンプを押した。
日帰り客が利用できるのは、「大湯」とここの「かま風呂」である。残念ながら未湯です。
【時間】10:00〜18:30 【料金】350円
すぐ上が温泉寺だ。結構桜が残っている。、御利益散歩道経由で高薬師和光庵へ向かう。途中、金刀毘羅宮、薬師庵、不動尊、毘沙門天、天満宮とある。高薬師和光庵では最後のスタンプを押し、厄除のお参りを完了。
200年以上の歴史の宿・金具屋と、400年以上の歴史の宿・古久屋で販売されている温泉玉子(50円/個)です。温泉玉子は朝食前の散歩で購入して、宿でご飯にかけて食べました。
以上で、渋温泉厄除巡浴外湯巡りの終了です。自宅の部屋に飾っています。ご利益があるように!