宇都母知神社(うつもちじんじゃ)

藤沢市打戻(うちもどり)の宮台にある神社。
【住所】藤沢市打戻2661
巡礼情報


天照大御神
稚産靈神
若日下部命


郷社
不詳 本殿
様式
神明造
(拝殿・本殿と神楽殿)

9/15
札所 延喜式内相模十三社めぐり
コメント    江戸時代は「大神宮」「神明宮」と称していた。案内板に、『創立年代は詳らかではないが、延喜式内社で、二十一代雄略天皇の御代(皇紀1119年、西暦459年)に厳粛な祭祀が行われことが、日本総風土記に記されている。風土記によると、当神社所在地は相模国鷹倉郡字宇都母知郷にあったとあります。六十一代朱雀天皇、天慶二年九月(皇紀1599年、西暦939年)若日下部命の御尊霊を大和国都泊瀬より遷座して相殿に奉祀された。九十代伏見天皇、正応三年八月(皇紀1950年、西暦1290年)鎌倉八代将軍久明親王の執権北条貞時が社殿を改築し、同年九月に参拝された。寛永四年十一月(皇紀2287年、西暦1627年)領主高木主水源正次が社地九百坪(約三千平方米)を寄進し、又、本殿の改築を行った。当神社は明治六年十二月郷社に列せられた。大正十二年九月の関東大震災により全てが倒壊したが、村人全員が総力をあげた努力により、倒壊後わずか三年の対象十五年九月に全てが、現状のように再建された。境内地は一丁五反(約一万五千平方米)で全域風致林の指定を受け、自然環境保全地域に指定されている。』とある。(2012/7/8)
天照皇大御神(あまてらすおおみかみ):伊弉諾、伊弉冉二神の生み給う方で、高天原を治められ、神徳宏大で人々から敬われ、日神とも称え奉られた。
稚産霊神(わくむすびのかみ):豊受大神の御親神で五穀や養蚕を司る神である。
若日下部命(わかくさかべのみこと):仁徳天皇の皇女で雄略天皇の皇后になられた方で非常に人徳の高い方で養蚕を盛んに奨励された。

※その昔、打戻では養蚕が盛んで、これと関係の深い神々が祀られたのだろう。

境内神社:菅原神社/稲荷神社
この神社の名前が地名「打戻」の元になったとされており、明治時代の「皇国地誌」によると、宇都母知神社がある村は宇都母知村を呼ばれていたが、いつの間にか読みが「うちもどり」に転じ、文字も「打戻」となったとされている。ちなみに、「うつもち」という名は「うつ=うち(内)」「もち=古語で小さい盆地」を意味し、小出川・打戻川とその支流によってつくられた小さな盆地という地形を表していると考えられている。
何回目の来社だろうか。とにかく元旦ならばと考え行ってみた。まぁ家からそんなに遠くはないのだが... とにかくやっとご朱印を頂くことができた。(2013/1/1)
utumoti
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