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鎌倉駅より徒歩20分。 |
【住所】鎌倉市大町4-4-18 【電話】0467-22-4825 |
巡礼情報 |
【納経時間】9:30〜17:00 【拝観料】100円 ※月曜日閉門 |
宗派 |
日蓮宗 |
開山 |
日蓮 |
創建 |
建長5(1253)年 |
本尊 |
南無久遠実成本師釈迦牟尼仏 |
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コメント |
日蓮が修行したとする「御法窟」(日蓮岩屋)があって、ここで『立正安国論』が書かれたとされる。境内には巡礼路が整備されていて、途中には、日蓮上人が日々、富士山に向かって法華経を唱えたという富士見台がある。富士山が見えるらしいが、この日は見えなかった。他に、平和の鐘(人間国宝の香取正彦氏鋳造)や南面窟がある。桜3月下旬〜4月中旬、桃4月上旬、サザンカ10月下旬〜12月上旬に楽しめる花の寺。(2012/6/10) |
日蓮宗の寺院のご朱印は、「南無妙法蓮華経」の七字題目(御首題)か、略した「妙法」と頂けることも多い。 |
立正安国論(りっしょうあんこくろん)
日蓮が文応元(1260)年7月16日に得宗(元執権)の北条時頼(鎌倉幕府第5代執権)に提出した文書。相次ぐ災害の原因は人々が正法である法華経を信じずに浄土宗などの邪法を信じていることにあるとして諸宗を非難し、法華経以外にも鎮護国家の聖典とされた『金光明最勝王経』なども引用しながら、このまま浄土宗などを放置すれば国内では内乱が起こり(自界叛逆難)外国からは侵略を受けて滅びる(他国侵逼難)と唱え、邪宗への布施を止め、正法である法華経を中心(「立正」)とすれば国家も国民も安泰となる(「安国」)と説いた。 |