扇谷山 海蔵寺(かいぞうじ)

鎌倉駅より徒歩25分。駐車場完備。
【住所】鎌倉市扇ガ谷4-18-8 【電話】0467-22-3175
巡礼情報 【納経時間】9:30〜16:00(悪天時閉門あり) 【拝観料】境内志納、十六ノ井は100円
宗派 臨済宗建長寺派 開基 足利氏満 開山   創建 応永元(1394)年 本尊 阿弥陀如来
札所本尊 十一面観世音菩薩(じゅういちめんかんぜおんぼさつ) 札所 鎌倉三十三観音霊場 第26番
御詠歌 ふだらくの ちかひもひろき うめがやつ いろかおもなし のりのすがたぞ
真言 おん まか きゃろにきゃ そわか
札所本尊 薬師如来(やくしにょらい) 札所 鎌倉十三佛霊場 第7番
札所 相模国大師廿一霊場 第5番 札所 東国花の寺百ヶ寺 鎌倉7番
【コメント】
江戸時代に建てられた茅葺の庫裡は、鎌倉寺院の庫裡建築を代表するものだそうだ。境内の梅の花が咲き始めていた。門前には鎌倉十井の一つ「底脱ノ井」が、仏殿裏には十六の穴が掘られた「十六ノ井」がある。海蔵寺から浄光明寺へ向かう途中に、源頼朝の娘大姫の守り本尊を祀ったお堂があり、海蔵寺が管理している。(2012/2/18)
「十六ノ井」を覗きに伺う。この日は海棠が満開であった。(2012/4/15)
花の寺ということでこちらへ。アレッ海棠は残念ながらもう終わっていた。薬師堂の中央には、本尊の薬師如来坐像と両脇に、向かって右手に日光菩薩、左手に月光菩薩像が祀られている。さらに、左右に、6体ずつ十二神将が配置されている。本堂の裏手には回遊式庭園と書院(一般非公開)があるが、一般公開されていない。「瑞泉寺」や「報国寺」のような歴史ある庭園ではなく、現在の和尚が造られたものだが、裏山を借景にした立派な日本庭園である。それに、最近では、「2013年春・梅 かまくら 寺社特別参拝」の一つとして、本堂特別参拝、庭園特別公開がされたいた。ユキヤナギ3月下旬〜4月上旬、カイドウ4月上旬、ヤマブキ4月上旬、ハギ9月上旬〜下旬の花の寺。(2013/4/13)
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南無瑠璃光如来
(なむるりこうにょらい)
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南無十一面観世音
(なむじゅういちめんかんぜおん)
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南無大師
(なむだいし)
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南無瑠璃光如来
(なむるりこうにょらい)
岩船地蔵尊(源頼朝の娘、大姫の供養堂) 
鎌倉駅より徒歩15分。
【住所】鎌倉市扇ガ谷3-3 【電話】−
巡礼情報 【納経時間】(海蔵寺にて) 【拝観料】志納
宗派   開基   開山   創建   本尊 岩船地蔵尊
札所本尊 岩船地蔵尊(いわふねじぞうそん) 札所 鎌倉二十四地蔵尊霊場第15番 御詠歌 -
岩船地蔵
鎌倉駅西口から海蔵寺方面に向かう途中、亀谷切通(かめがやつきりとおし)入口の角に岩船地蔵堂がある。岩船地蔵は二体の童子立像を従えたもので、源頼朝の娘である大姫(おおひめ)の守り本尊であったと伝えられている。この像を安置する床下に一石で造られた約130pの船形の光背のある地蔵像と思えるものがあったため、この名がついたといわれている(現在は扉奥の基壇の上に立っている)。源頼朝は、木曾義仲の長男の義高を娘の大姫の婿にしたが、義仲を討った後、義高も殺そうとしていた。大姫は父のその考えを知り、義高に自分の衣装を着せて夜の明け切らぬうちにそっと馬で逃がした。しかしそれに気づいた頼朝はすぐに追手を出し、義高は武蔵(埼玉県)の入間川で斬首された。このときの二人の年齢は義高が12歳、大姫が6歳くらいだったと言われている。
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南無岩船地蔵尊
(なむいわふねじぞうそん)
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