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別名・杉本観音。金沢街道沿いで駐車場はない。 |
【住所】鎌倉市二階堂903 【電話】0467-22-3463 |
巡礼情報 |
【納経時間】8:00〜16:30 【拝観料】200円、小学生100円 |
宗
派 |
天台宗 |
開
基 |
行基菩薩 |
創
建 |
天平6年
(734) |
本
尊 |
十一面観世音菩薩
(じゅういちめんかんぜおんぼさつ) |
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御詠歌 |
頼みある しるべなりけり 杉本の 誓ひは末の 世にもかはらじ |
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コメント |
坂東・鎌倉三十三観音霊場第一番(発願)札所として多くの巡礼者を迎えてきた鎌倉最古の寺。仁王門から境内へ延びる、苔むした石段は風情があり、味わい深いが、やわらかな鎌倉石で造られたもので、すり減っていて危険なので現在は使用されていない。内陣と外陣に分けられた本堂は、1678(延宝6)年に建てられたもので、県重要文化財に指定されている。その本堂内に入ることができる。本堂正面には、仁寿元(851)年に慈覚大師が当山に参籠して刻んだと伝わる十一面観音像、その左隣には行基作の十一面観音像、右隣には寛和2(986)年に恵心僧都が花山法皇の命によって刻まれたと伝えられる十一面観音像がそれぞれ配置されている。「三尊同殿」と呼ばれる本尊である。(2012/2/5) |
今日も多くの巡礼者達で賑わっていた。(2012/4/8) |
相模国大師廿一霊場第2番(発願)のご朱印を頂きに行った。「宝戒寺」で発願したのが昨年6月なのだが、まだ9寺ある。(2013/7/2) |
身代地蔵 「坂東三十三観音霊場」と「鎌倉三十三観音霊場」の発願の札所として有名。源頼朝が鎌倉に入る前から鎌倉にあった数少ない寺社の一つで、鎌倉最古の霊場といわれている。聖武天皇の妃である光明皇后が夢で観音様のお告げを受け、734(天平6)年にこの寺を開いたと伝えられている。本堂の側の五輪塔群の片隅にたたずむ石仏が杉本太郎身代地蔵。三浦氏内部の勢力争いの際、杉本太郎義宗に放たれた矢が地蔵尊に当たり、傷跡から血がにじんでいたという伝説が残っている。 |
尼将軍地蔵 この地蔵菩薩像(市指定文化財)は、本尊の十一面観音像三体とともに本堂に安置されている。「尼将軍」は北条政子のことではないかといわれているが定かではない。 |