中伊豆ワイナリーシャト T.S. 

ホテルワイナリーヒル」併設のワイナリー。駐車場完備。
【住所】伊豆市下白岩1433-27 【電話】0558-83-5111
営業情報 【営業時間】9:30〜17:00 ※土日祝9:00〜 【定休日】基本無休 【料金】無料
特徴 平成11年設立だが、平成5年頃から栽培から醸造までの準備を行っていた。
【コメント】
広大な敷地に自社農場、お城なような本棟の他、別棟(蒸留所)などがある。大型観光バスも多く立ち寄るワイナリーである。資本力が並みのワイナリーとは段違いであり、設備も人員も相当なもので、最近は国産ワインコンクールやジャパン・ワイン・チャレンジで受賞の常連である。(2005/12/2)
シャトーT.S メルロー(赤)
辛口、渋み中位。(2005/12)
(360ml/円/14%未満/酸化防止剤(亜流酸塩)使用)
志田農場 巨峰の丘(ロゼ)
巨峰発祥の地で生まれた甘口のロゼワイン。ホテル・ワイナリーヒルでの宿泊の際に頂いた。(2005/12)
一番人気の甘口ワインで上品な香りのフルーティーなロゼワイン。山梨県山梨市・隼の志太農場より収穫した巨峰ぶどうを醸造。試飲を楽しんだ。 (2013/7)
(720ml/1600円/10%/酸化防止剤(亜流酸塩)使用)
(品種:巨峰)
給食産業とカラオケと社会人野球で有名なシダックスのオーナーの志太勤氏が、故郷である伊豆のためにワイナリーを作ることを思い立った。マンズワインの工場長でレインカット栽培方式の開発者である木下研二氏を社長として迎え入れ、葡萄栽培に適した斜面を中伊豆に探し出し平成11年に中伊豆ワイナリーを建築。ワイナリー完成前の平成5年に農業生産法人の中伊豆志太農業が設立されており、こちらには同じく元マンズワインの志村栽培技師が代表として就任した。ワイナリーオープン前からワイン用葡萄品種を試験栽培、育成、醸造して準備を整えてた関係で伊豆ワイナリーの古いヴィンテージのワインの製造者の項にはこの中伊豆志太農業の名前が書かれている、またはシールで上から中伊豆ワイナリーの名前が貼られていることがある。広い自社畑があるとはいえ、とても生産数の全量を補うことはできず、他の畑や他県から葡萄を買って足りない分を補っている。今回、「ホテルワイナリーヒル」に再宿泊したので、特典のワイナリーツアーに参加して、6種類のワインと有料試飲を2種楽しんだ。(2013/7/13)
中伊豆ワイナリーホワイト(白)(辛口)
山梨県産の甲州ぶどうを100%使用した辛口の白ワイン。 穏やかな、ハーブ、杏、レモンを思わせる香り、しっかりとした酸、控えめなじんわりとした旨みがあとから出てくるとのこと。普段の食事と共に楽しむワイン。試飲を楽しんだ。(2013/7)
(720ml/1600円/11%/酸化防止剤(亜流酸塩)使用)(品種:甲州 )
中伊豆ワイナリーホワイト 2012(白)(甘口)
国産ぶどう100%で醸造した、少し甘みのある白ワイン。 フルーティーな香りと爽やかな酸味、口中に僅かに感じる甘みのバランスがよくまとまったワインとのこと。試飲を楽しんだ。(2013/7)
(720ml/1600円/10%/酸化防止剤(亜流酸塩)使用)
(品種:竜眼、甲州、シャルドネ、信濃リースリング)
中伊豆ワイナリーレッド 2012(赤)(辛口)
伊豆にある自社畑の葡萄のみから醸造された、国産ぶどう100%の赤ワイン。飲み口は軽めで渋味も少なく、肉料理をはじめ様々な料理に良く合うとのこと。試飲を楽しんだ。(2013/7)
(720ml/1600円/12%/酸化防止剤(亜流酸塩)使用)
(品種:メルロー、ヤマ・ソーヴィニオン、プティ・ヴェルド)
シャトーT.S ワイナリーレッド(赤)(やや辛口)
しっかりとしたコクとほのかな渋味のあるワイン。肉料理をはじめ、さまざまな料理に良く合うバランスの良い味わいが特長だそうだ。試飲を楽しんだ。(2013/7)
(720ml/1600円/12%/ブレンドワイン(輸入ワイン・国産ぶどう使用) /酸化防止剤(亜流酸塩)使用)
中伊豆ワイナリーレッド(赤)(甘口)
試飲を楽しんだ。 赤ワインが苦手な人も楽しめるワイン。渋味控えめで飲みやすい甘口、すっきりした味わいが特長。(2013/7)
(720ml/1600円/11%/ブレンドワイン(輸入ワイン・国産ぶどう使用) /酸化防止剤(亜流酸塩)使用)
エチュードルージュ 2011(赤)
お土産に購入。2011年に中伊豆で収穫されたブドウだけで醸造。カベルネ・ソーヴィニヨンの気品ある感じと、ガメイのゆるさが同居したワインだそうだ。ラズベリーにハーブが混ざったようなチャーミングな香りに、口中でのゆったりとした味わいが加わり、余韻は長く、タンニンも感じる。赤身の肉のソテーなどとともに楽しんでほしいワインとのこと。(2013/7)
(750ml/1980円/12%未満/酸化防止剤(亜流酸塩)使用)
(カベルネ、ソービニオン、ガメイ、メルロー、プディ・ヴェルド)
ホテルワイナリーヒル(赤)
特別限定品(「ホテルワイナリーヒル」宿泊者限定ワイン)。おそらく夕食の際に振舞われるワインなのだろう。夕食は赤の他に白も飲むことができる。(2013/7)
(720ml/非売品/12.5%/ブレンドワイン(輸入ワイン・国産ぶどう使用) /酸化防止剤(亜流酸塩)使用)
伊豆グラッパ陽炎 BARREL(赤)
ブランデー。ヤマ・ソービニヨン、メルロー、カベルネ・ソービニヨン、プティ・ヴェルドを品種ごと別々に蒸留し、ステンレスタンクで寝かせた後に2008年、2009年産原種をブレンド。さらにオーク樽で18ヶ月かけて樽熟成させたそうだ。アルコール分は高めだ、口当たりは軽やかで華やかな香りと心地よい甘味を感じるとのこと。500円/20mlで有料試飲。(2013/7)
(200ml/2800円/43%未満)
(品種:ヤマ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルド)
ぐらっぱ
ワインを圧搾した直後のヴィナッチャ(アルコール分を含んだ果皮、種子など)は、ひときわ香り高く、香味成分が豊に含まれています。それらを蒸留釜に入れ、熱を加えてアルコール分とアロマに気化させた後、蒸気を冷却して得られるイタリア産蒸留酒がグラッパ。ワイナリーが所有する本場イタリアの銅製蒸留器を用い、圧搾直後のヴィナッチャを24時間以内に蒸留することで、本来の魅力を最大限引き出したスピリッツ。国産原料のみを使用しているため、わずかな本数しかつくれない。
オーパスワン 2001年(赤)
2,000円/20mlで有料試飲を楽しんだ。注ぐ量はもうちょっとあったので惜しくはなかった。(2013/7)
(750ml/41,000円/%未満/酸化防止剤(亜流酸塩)使用)
オーナーの志太氏は、アメリカで有名なワインの一つである「オーパス・ワン」の大コレクターで、そのコレクションぶりは凄まじいものがある。ワイナリツアーでもそのコレクションを見学できるので是非見ておくべき。そのコレクションだが、何と「オーパス・ワン」を最初のリリースから全ヴィンテージを所持している。かつて沖縄サミットでクリントン大統領の晩餐の際に、このコレクションの「オーパス・ワン」が使用されたことがあったというのだから、その保有量は尋常なものではない。
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