町営国民宿舎 木太刀荘

県道59号線沿いの世古峡にある国民宿舎。駐車場完備。
【住所】静岡県伊豆市湯ヶ島2821-4
営業情報
(1961開業)
残念ながら、2006年1月末日で閉荘。現在は民間の会社(こちら)により再開している。
特徴 内湯の他、洞窟風呂がある。
湯ヶ島温泉は、西平、新宿、世古、木太刀の温泉場を総称して呼ばれています。大正から昭和にかけて、川端康成、梶井基次郎、井上靖などの作家達に愛されてきました。木太刀温泉の由来は、源頼朝が天城湯ヶ島麓に狩猟をし世古の渓流に遊んだ折り、渓流の岩間から湯気が上がるのを発見し、木太刀で岩を起こしたのが始まりと言われています。その昔、町営木太刀温泉は、切り傷・火傷に薬効以上の不思議な効果もあり、宮内庁が所有していました。地元が湧出量を払い下げ、利用していたところ終戦を迎え、温泉は国有となったそうです。その後しばらくして、所有権そのものが湯ヶ島区に払い下げられました。この温泉は、薬効力が強かったので、次第に遠隔の地から人々が療養に訪れるようになりました。このような経過をたどり、昭和28年には所有権が湯ヶ島区から上狩野村に移り、完全な療養施設とし、管理人も置き社会厚生施設として経営していたところ昭和33年狩野川台風に遭遇して流失してしまったそうです。木太刀荘という名前は、この温泉施設からとったそうです。
泉質 ナトリウム・カルシウム 硫酸塩温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
■源泉名:湯ヶ島23号(天城湯ヶ島町湯ヶ島2556-5)
■泉温:源泉54.2℃ ■pH:7.9 ■湧出量:■成分総計:g/Kg
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動、麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、冷え性。
【コメント】
宿泊で利用。わりと設備が整っている施設であるが、食事は追加料理が必要。娘がまだ1歳ちょっとなので家族風呂も利用。左記のように6人ぐらいは入れる浴槽なので大喜びでした。(2003/3/9〜10)
共同浴場巡りがもう1つの楽しみだったのですが、残念ながら入れませんでした。
【妻の一言】
国民宿舎にしては、至るところに花が飾られていたり、お土産品が付くなど気配りがいきわたっていました。部屋も広くトイレ付きだったのでGOOD。
「世古の湯」は無人の共同浴場(100円)です。掃除中で入れませんでした。 「河鹿の湯」です。午前中行ったら営業時間は13〜22(水休、250円)で、入れませんでした。
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