ビール編(カナダ) (カナダ:世界のビール屋さん『びあ蔵』)
【カナダのビール事情】
カナダの2大ビールといえば白地に赤でCANADIANと書いてある「I AM CANADIAN」で有名なモルソン社(1786創業)と、青いデザインのラバットブルーのラバット社(1951創業)。モルソン社は、カナダ最古のビールメーカーで、
カナダのビールの50%がモルソン社の製品で、市場売上も50%を占めている。また、当時アメリカ3位のアドルフ・クアーズと合併後、世界でも指折りの大手メーカとなっている。
カナダ3位の「スリーマンビール社」(オンタリオ州)を、サッポロが買収とのこと。サッポロは「黒ラベル」を米国向けにアレンジした「サッポロプレミアム」を中心に年間約150万ケースを米国で販売しており、米国内の販売シェアは日本メーカーでは21年連続首位。北米でのサッポロブランドのさらなる躍進を目指すのだろう。(2006/8)
スリーマン社(THE SLEEMAN BREWING & MALTING CO. LTD.)
1834年創業のビール会社
所在地:カナダ
オンタリオ州 ゲルフ市
資本金:3,896万5千 カナダドル / オンタリオ証券取引所に上場
製造能力:120,000kl
カナダで第3位のビールメーカー(プレミアムカテゴリーでは第1位)
主要ブランド:「スリーマン」「アッパーカナダ」「ストロー」「オールド ミルウォーキー」
2001年売上:1億4,360万カナダドル