ビール編(オーストラリア) (オーストラリア:世界のビール屋さん『びあ蔵』)

【オーストラリアのビール事情】
かつてイギリスの植民地だった影響もあり、ビールの醸造はイギリスの特徴を色濃く受け継いだものが多数を占めている。温暖な気候や風土が幸いして、ホップの栽培が盛んなため、国産ホップを使用した高品質のビールが醸造されている。イギリスに似たラガーやビタービールが人気。

オーストラリアは、業界シェアの約半分のフォスター社(カールトン・ユナイテッド・ブリューワリー:CUB)と、ニュージーランド資本(キリンも資本参加)のライオン・ネイサン社との寡占市場。 2社で全体の約97%のシェアを占める。フォスター社は世界各地に工場を6箇所持ち、 全世界にオーストラリアビルの味を供給している。とっても、オーストラリアでは、ワインとともにビールの消費量も多く、たくさんの銘柄がある。各州ごとに州のビールがある。例えば、ケアンズはクイーンズランド州にあり、クイーンズランド州のビールと言えば、『XXXX』(フォーエックス)です。その他に、メルボルンのあるビクトリア州の『VB』(ビクトリアンビター)、シドニーのあるニューサウスウェールズ州の『TOOHEY'S』(トゥーイーズ)などがある。

メーカ 詳細

1878年創業。1992年にLion Nathan(ライオン・ネイサン)に吸収された。

【住所】オーストラリア 【主要銘柄】ビクトリア ビター
XXXX(フォーエックス) BITTER
オーストラリア東岸のクイーンズランド州から世界に向けて輸出されている有名ビール。伝統的なオーストラリアラガー。(2007/9)

【原材料】  
【ALC%】 4.8
【価格】 750ml:円
日本ビール(株)
(輸入元)



カールトン&ユナイテッド社。
【住所】オーストラリア 【主要銘柄】ビクトリア ビター
ビクトリア ビター
キリッとした苦味があります。オーストラリア国内で圧倒的な人気を誇る銘柄です。(2003/7)

【原材料】 大麦麦芽、ホップ、糖類
【ALC%】 4.9
【価格】 375ml:250円程度


【低アルコールタイプ】
(株)ドウシシャ
(輸入元)



 
【住所】オーストラリア 【主要銘柄】ブローリー
ブローリー 黒
1986年の国内発売以降、ロングセラーを続けている「ブローリー」の新商品。オーストラリア産麦芽エキスを使用、商品自体は国産。すっきりした「のどごし」が特徴。(2007/7)

【原材料】 糖類(水飴・砂糖)・麦芽エキス・ガラナ抽出物・食塩・カラメル色素・香料・苦味料・酸味料
【ALC%】 0.5以下
【価格】 350ml:円:6kcal/100ml
ブローリー プレミアムラガー
新パッケージ。副原料は一切使っていない。(2005/7)

【原材料】 麦芽、ホップ
【ALC%】 0.9以下
【価格】 355ml:円:16kcal/100ml