ビール編(オランダ) (オランダ:世界のビール屋さん『びあ蔵』)

【オランダのビール事情】
日本で最初に飲まれたビールは、江戸時代にオランダ商船の使節団が献上したビールが始まりだと言われている。

ハイネケンは (Heineken)、EUの他、東南アジアのマーケットで強い。主な所有ブランドとしては、アムステル・オランダ、タイガー (Tiger) シンガポール、ビンタン (Bintang) インドネシア などがある。国内シェア53%、ビールの生産量は世界第2位である。他に、オランニエブーム、グロールシュ (Grolsch) など、国際的な会社が多い。

メーカ 詳細
小西酒造(株)
(輸入元)




世界で7ヵ所しかないトラピストビール醸造所のうち唯一オランダにある。修道院は1881年に設立され、ビール醸造は1884年に開始された。コニングスホーヴェンは「王の庭園」という意味。
【住所】オランダ 【主要銘柄】ラ・トラップ
ラ・トラップ イシドール
ラ・トラップ修道院の125周年を記念して醸造された限定品で、”イシドール”という名称は修道院の最初の醸造家に由来する。修道院の農園で栽培されたホップのみを使用。(2010/3)

【原材料名】 麦芽(含有率72.9%)、ホップ、糖類、酵母
【ALC%】 7.5
【価格】 330ml:555円程度
1996年に民間のビール会社と契約し、修道士が醸造に携わらなくなったためトラピストビールの称号を取り消されたが、その後、修道士が醸造に携わることになり、2005年9月から再びトラピストビールを名乗っている。
メーカ 詳細
キリンビール(株)



(ライセンス生産品)

ハイネケン社


(輸入品)
【住所】オランダ 【主要銘柄】Heineken
Heineken
ハイネケン
1873年オランダで創業した、世界170ヵ国以上の国々で味わえる下面発酵ビールである。また約100の国々で自社の醸造工場を保有している。日本では、1961年から「国分」などにより流通が開始され、1983年、キリンビールとの業務提携。ハイネケン ジャパン(株)の設立。翌年から、キリンビールによるハイネケンビールのライセンス生産開始と、ヨーロッパ海外ビールの代名詞的存在。左記はライセンス生産品。(2010/7)

【原材料名】 麦芽、ホップ
【ALC%】 約5
【価格】 350ml:210円程度
Heineken
ハイネケン
1873年オランダで創業した、世界170ヵ国以上の国々で味わえる下面発酵ビールである。また約100の国々で自社の醸造工場を保有している。日本では、1961年から「国分」などにより流通が開始され、1983年、キリンビールとの業務提携。ハイネケン ジャパン(株)の設立。翌年から、キリンビールによるハイネケンビールのライセンス生産開始と、ヨーロッパ海外ビールの代名詞的存在。左記は輸入ビールです。(2003/6)

【原材料名】 麦芽、ホップ
【ALC%】 約5
【価格】 330ml:180円程度
メーカ 詳細
日本ビール(株)
(輸入元)



【住所】オランダ 【主要銘柄】東郷ビール
アミラーリ 東郷ビール
日露戦争でロシアを負かした軍人としてフィンランドで人気。製造中止となった為、プライベートビールとして今はオランダで製造。ハイネケンに似た味で飲みやすい。(2003/9)

【原材料名】 大麦麦芽、穀類、ホップ
【ALC%】 4.5
【価格】 330ml:300円程度
実は、「東郷ビール」のエピソードは間違いらしい。1970年にフィンランドのピューニッキ醸造会社が提督(アミラーリ)シリーズというラベルに提督の肖像が描かれたビールが売り出され、そのシリーズのなかに東郷平八郎のものもあったそうです。そのピューニッキ醸造会社は1985年には倒産しています。現在日本で輸入販売されているのは、オランダで醸造されたビンに、東郷平八郎のラベルだけを貼ったものです。ラベルはそっくりコピーされて使われていますが、中身は全く別の物だそうです。