ビール編(デンマーク) (デンマーク:世界のビール屋さん『びあ蔵』)
【デンマークのビール事情】
デンマークのビールは酵母純粋培養法の発見を抜きには語る事が出来ない。「カールスバーグ」はこの酵母純粋培養法(良質の酵母だけを分離選別して、純粋培養する方法)を発見したことにより安定した生産ができるようになった。この酵母純粋培養法の発見により、世界に大きな影響を与えたデンマークビールは今や世界第4位の年間消費量を誇っており、当地のシェアも8割といわれる。カールスバーグの他に、1873年創立のツボルグ社の「TUBORG(ツボー)」というビールのシェアが高いが、これもCarlsberg社の資本が入っている。シューメン・ビール(当時国内5位)、その他2社のビール・メーカーを傘下にもつ。1822年創業の英国・Tetley's社(1998年に買収)も傘下。