別所温泉 (別所温泉観光協会)

開湯時期は不明だが、古代から存在していたものと見られる。伝説では景行天皇の時代、日本武尊の東征の折りに発見されたと言われ、「日本最古の温泉」の一つにあげられている。信仰の厚い土地である別所温泉は、庶民の療養と安息の場として栄え、各所から湧き出す温泉を共同浴場と して、これを中心に旅館街がも形成された。現在も3つの共同浴場「大湯」・「大師湯」・「石湯」が存在する。以下、観光協会のHPからの引用であるが、
『塩田平を囲む山なみの西方にそびえる夫神岳のふもとに、この地方の古い歴史とともに、絶えまなく湧き続けて来たのが別所の温泉である。この自然の出湯と人とのかかわりは、夫神岳の麓から古代の布目瓦が多数発掘されたことによっても、その古さが想像される。国造や国府の所在していた古代から、庶民の安息療養の場所であり、また温泉の効能と医薬信仰が、やがて仏教の霊場としての北向観音堂となったであろう。別所の温泉は昔から"七久里の湯"と呼ばれたといわれ、平安時代の有名な和歌集にもその名をとどめている。鎌倉時代には北条氏の居館塩田城にも近いので北条一族が好んで来湯することも多かったと想像される。国宝八角三重塔のある名刹安楽禅寺は北条氏の開基によるところから、別所という地名は北条氏の別荘の意であるとも言われている。江戸藩政時代には、温泉は上田藩主所有の時もあった。数ケ所の湧出口のうち、石湯・大師湯・大湯など、昔から由緒のある名湯は共同浴場として今も土地の人々に親しまれている。』

上松屋旅館
別所温泉街の中心に位置する温泉旅館。離れたところに駐車場有。
【住所】上田市別所温泉1628 【電話】0268-38-2300
営業情報 日帰入浴はやっていない。
特徴 一人旅の宿としても有名なのだそうだ。
泉質 単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)
■源泉名:別所温泉 ■湧出量:
■泉温:源泉51.3℃ ■pH:8.63 ■成分総計:330.3mg/Kg
(長野県衛星公害研究所)
効能 (1)一般適応症
神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関接のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔病、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進
(2)利用別適応症
・浴用:慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、糖尿病
・飲用:糖尿病、痛風、便秘
【コメント】
今回は別働隊(両親)によるレポート。小じんまりした宿だが、居心地は良かったそうだ。
厄除まんじゅうを、別所温泉の何軒かのお菓子やさんで作っている。左記は島屋菓子舗謹製。
観光スポット (外部リンク)
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