甲斐 善光寺
定額山 浄智院 善光寺
     
JR中央線・酒折駅より徒歩15分。あるいはJR身延線・善光寺より徒歩7分。駐車場完備。
【住所】甲府市善光寺3-36-1 【電話】055-233-7570
巡礼情報 【納経時間】9:00〜16:30 【拝観料】本堂500円 小学生250円、宝物館のみ300円

浄土宗
武田信玄
信濃善光寺
大本願三十七世の鏡空

永禄元年
(1558年)

善光寺如来
(秘仏、重文)
札所 甲斐百八霊場1番
コメント  ご本尊が安置されている重要文化財・金堂。善光寺建築に特有な撞木造りで、その規模は日本でも十指に入る大きな木造建築物。 金堂の拝観はおすすめ。天井には大きな龍が描かれ、龍の頭の下で手を叩くと音がぷるぷる反響して聞こえる「鳴き龍」、数々の仏像、金堂地下には「お戒壇廻り」(おかいだんめぐり)という真っ暗な狭い廊下があり、ぶら下がっている鍵に触れると、ご本尊とのご縁が授かるのだそうだ。長野の善光寺にもあるそうだ。この日は、病気平癒と子授け・安産の霊像であり、武田信玄公・徳川家康公 ゆかりの秘仏、甲府市指定文化財 霊像「峯薬師(ミネノヤクシ)」の特別公開がされていた。(2013/7/26)
甲斐善光寺の歴史は川中島の戦いにはじまる。武田信玄は信濃の善光寺が兵火にかかるのを恐れて、永禄元年(1558)に三国伝来の阿弥陀如来(あみだにょらい)と数々の寺宝を甲府に移し、信濃善光寺の鏡空(きょうくう)上人を開基(かいき)として新たに堂塔を建立(こんりゅう)した。その際、大規模な町割が計画され、のちに記された「善光寺古記」には塔頭(たっちゅう)4軒、番僧15軒、平坊主72軒など僧侶の数だけでもかなりのものであったという。また、本堂の建築に当たっては信濃・甲斐で共通した規模と形式が取られたという資料が残っているが、宝暦4年(1754)の火災で堂塔は焼失し、現在の本堂は明和3年(1766)以降に建て直された堂宇。
平成27年御本尊御開帳ということで参拝。平日だと言うのに多くの人で賑わっていた。御開帳記念の朱印を頂くこともできた。(2015/5/22)
重要文化財:本堂、山門、銅造阿弥陀三尊像ほか
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